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朝日を眺める人

自分は自分、人は人として生きる

人生を軽やかに楽しく生きる
岡野式神気ヒーリングサロン(福岡・久留米)オーナーの岡野りさです。

まもなく、子どもたちの長い長い夏休みが終わろうとしています。

毎日のお弁当作り、夏休みの宿題サポート、お出かけの計画実行・・・世の中のお母さん、本当にお疲れ様です^^

わが家でも、夏休みの終わりが近づくにつれ、中学生と小学生の2人の息子たちのお尻をはたきながら、なんとか無事に?2学期を迎えられそうです。

さて、今日は「支配欲を手放す〜自分は自分、人は人として生きる」というお話しについてです。

たとえば、家族に対して「もっとこうしてほしいのに…」「なんで分かってくれないの?!」とモヤモヤ・イライラしてみたり、

身近な誰かにアドバイスをして「なんで言う通りにしてくれないんだろう?」と感じることがあったり。

でもそれってよく考えてみると、『相手を自分の思い通りに動かしたい』という気持ちが心の奥底にあるからなんですよね。

私自身も、そんな瞬間が度々あります。

頭では分かっているつもりでも、やっぱり『相手を自分の思い通りに動かしたい』という気持ちが心のどこかにあるから、そうやってモヤモヤ・イライラとしてしまうんですよね。

そんな私でも、毎回思い出すのは、″やっぱり人は自分の思い通りにはならない″ってことです。

なぜなら、自分以外の人は″自分とは全く違う人生を歩んでいる、独立した存在″だからです。

生まれ育った環境も全然違えば、周りの大人たちからの教えも違うでしょうし、経験してきたことも違います。

そして、人にはそれぞれに生まれ持った個性や価値観というものがあります。だからもしも同じ経験をしていたとしても、それに対する解釈の仕方がそもそも違っていたりもするんです。

だからそんなことを考えてみると、逆に自分と同じ考えだったり行動をしている人に出会う確率のほうが、奇跡的なんじゃないだろうかとも思うわけです^^

(私たち一人ひとりが独立した存在ということについて、以前にもこちらの「あなたの正しいこと」のなかでお話しをさせていただきましたね)

夕暮れの海を見つめる二人

どれだけ思考や趣味が同じようである相手がいたとしても、100%すべてが同じ感覚であることは絶対にないことだと思います。

私も43年間生きてきて、そんな方に出会ったことは未だにありませんが、あなたはどうでしょうか?

本当に、この3次元世界は″自分は自分、人は人″なんですよね。

お互いがお互いを通して、いろんな体験ができるように上手く″分離の世界″に創られているなあと思います。

他にも、「あなたのためを思って言ってるのよ」というようなアドバイスの押し付けも支配欲の一つかなと感じます。

本当に相手のためを思っていることもありますが、場合によってそれは「自分の正解を押し付けているだけ」になっているのかもしれません。

相手の人生は相手のものです。アドバイスはあくまで「私個人の意見としてはこう思う」と参考意見としてさらっと差し出すくらいが、ちょうどいいのです。

見返りを求める支配欲というのもあります。

「こんなにやってあげてるんだから、ありがとうくらい言ってほしい。感謝の気持ちをもっと表してほしい。」

こういう気持ちもわりと自然に湧くものですが、突き詰めると「見返りを求める心」=「相手を自分の望む反応にコントロールしようとする心」です。

気づかないうちに、支配欲の一部になっているのです。

私も含め、人間って、どれだけ周囲のことを支配したいエゴを持っているのでしょうか・・・(笑)

自分の思い通りにコントロールしようとする気持ちに気付くたびに、少しづつでも手放しながら、

″自分は自分、人は人″という感覚で毎日を生きていくほうが、圧倒的に軽やかに過ごせるようになると思います^^

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