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笑い合う恋人たち

どんな出来事もただあるがままに受け止めて、今、この瞬間を生ききること

先日、福岡県筑後市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、

「豊かさを感じる生き方」ということについてお話をさせていただきました。

自分のやりたいことが定まっているのに、それとは違うことをやらなければいけないのはつらいことです。

でも、たとえ自分が望んでいなかったことをしたとしても、そこで学んだことは決して無駄にはならないんです。

人生のすべてを、私たちは自分の学びにできるのですから。

そのためには、「与えられたもの」に誠心誠意向き合ってください。

「この出来事や出会いは、私にどんなことを教えてくれるのか」

そういう姿勢で臨んでみてください。

大切なことは、今なにをしているかよりも、今どう生きているかということ。

あなたの生きる姿勢そのものが、あなたの人生を創っていくのですから。

(自分の生きる姿勢が、そのまま自分の人生を創ることについて、以前にもこちらの「人生の行き先を変える」のなかでお話をさせていただきましたね)

夕暮れ時の浜辺でリラックスする人

「運がいい人も
 運が悪い人もいない。
 運がいいと思う人と、
 運が悪いと思う人がいるだけだ」
 (中谷彰宏)
という言葉があります。

私たちは、起こった出来事につねに「評価」を与えながら生きています。

「会議でうまく発言できたから、大成功」
「今日は遅刻したから、運が悪い」

どんなことも、つねに正しいとか間違っているかとか、善か悪か、成功か失敗か、運が良いか悪いか、と頭で考えて判定しようとします。

そうして、日常のことにマルかバツをつけていると、「今日は良い一日だった」「今日は良くない一日だった」と一喜一憂することもあるかもしれません。

そこから、心に悩みが生まれたり、自分の価値を疑うことが生まれると思うんです。

でも、その考え方は自然界の摂理や万物の法則からみれば、とても不自然なことなんです。

たとえば、色鮮やかに咲いている花の美しさには良いとか悪いの区別はできなくて、

ただ私たちが自分の好みで見るから、評価が分かれているだけのようにです。

同じように、あなたが生きている日常の一つひとつにも、本当の意味での良いことと悪いことはないんです。

その時の自分の都合で判断しているから、私たちは成功だとか失敗だとかで分けてしまうのでしょう。

朝日を見つめる人

「日々是好日」(禅語)という言葉があります。

毎日が良いこと続きでいい感じという意味の言葉のように思えますが、実はそうではなくて、

「今日一日について、良い日とか悪い日と判断するのではなくて、どんな出来事もただあるがままに受け止めて、今、この瞬間を生ききること」

という、清々しい心の在り方を表している言葉なんです。

どんなに不利益なことがあった日だとしても、どんなにつらいことがあった日だとしても、

ただありのままに生きることができれば、どんな日もあなたの「好日」にすることができるんです。

うまくいったことも、いかなかったことも、あなたの人生を彩る一風景になるものですから。

起こった出来事についていろいろ考えるよりも、今この時を生きている自分の命を感じられる生き方の方が、

もっと豊かさで、もっと自由を感じられる生き方のはずですから。

「そのときが誠実で
 一生懸命だったらそれでいい。
 あしたを生きましょう」
 (森光子)

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