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眩しい朝日と人

あなたがあなたの解釈で理解していい世界

先日、福岡県福岡市からヒーリング・占い・除霊のセッションを受けに来られた方と「受け取り上手になること」についてお話をさせていただきました。

私たちは、苦しいことに出遭うと「苦しい」と思うもの。

嬉しいことに出会うと「嬉しい」と思うもの。

その苦しいとか嬉しいとかを感じる基準は、誰もがみんな同じようなものだと思いがちなんですが、本当は人によってちょっとだけ違っているんです。

それは、私たちが一人ひとり、異なる価値観をもって出来事を受けとめているから。

今まで生きてきた環境や生き方によって創られてきた、私たち一人ひとりの価値観が、自分だけのオリジナルな解釈をさせてくれるんです。

最初はまだ何も意味を持っていない白紙の状態のものごとに、あなたがあなた好みの意味をつけて受け取るんです。

だから、どんなことも苦しいことにもできるし、嬉しいことにもできるはず。

出来事も、誰かの言葉も、自分の人生についても、自分自身についても、起こってくるいろんなことをあなたの解釈で上手に受け取ってみてください。

(どんなことも自分の解釈で受け取ってみることについて、以前にもこちらの「事実は創り出すもの」のなかでお話をさせていただきましたね)

草原で太陽を見る人

その意識を日常の生活に活かすことができるようになった時、人生や生き方について「身をまかせてみる」ことができるようになります。

自分の力を信じて勇気を持って切り開いていくのは人生の楽しみですが、

静かに落ち着いた心から始まる無限の可能性は人生の充実になるはずです。

「水は最も力強いものである。
 なぜなら完全に無抵抗だからである」
(中国のことわざ)

という言葉があるように、無理に抵抗をしないという姿勢は、どんなことにも感情的に反応しない自分を創ってくれます。

思う通りにならない出来事や、意見の合わない人をどうにか変えようとするよりも、まずは自分自身を変えること。

あなたが変われば、あなたの受け取り方が変われば、どんな出来事もどんな人の意見も変えられるんです。

人生をもっともっと良くしていこうと思う時、私たちが取り組むべきものは自分自身についてなのでしょう。

私たちの内には、どんなことも自分の成長の糧にすることができる、無限の可能性を秘めている価値観のフィルターがあるのだから。

「心して見る。
 そして、尋ねてみる。
 すると、いくとおりもの答えが出てくる。
 いくとおりもの、
 ものの見方があることがわかってくる」
(松下幸之助)

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