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明るい未来を見る人

観念に従う時、心に自分軸が生まれるということ

先日、福岡県福岡市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と「観念と概念」ということについてお話をさせていただきました。

私たちは、ものごとをいろんな方法で「こういうものだ」と認識しようとします。

たとえば、今まで見てきたものと比べることで確認しようとしてみたり、自分の経験から創ってきた価値観と照らし合わせてみたり、誰かの経験談から「そういうものだろう」と憶測してみたり。

いろんなことをして認識をしようとするのですが、そのなかでいちばん影響の強い方法は、自分の感情を使って理解しようとすること。

感情は自分でコントロールすることが難しいもの。

だからこそ、感情は素の自分をそのまま表してくれるもの。

自分のままで、ものごとを理解することをさせてくれるものなんです。

きれいな夜空とリラックスしている人

「観念」という言葉があります。

それは、主観的なものごとの見方のこと。

自分の価値観を頼りにして、ものごとをとらえるアイデンティティ(独自性)をもつ見方のこと。

観念とよく似ている言葉で、「概念」という言葉があります。

これは、客観的なものごとの見方のこと。

みんなが同じようにとらえることができる見方のこと。

感情は、この前者の観念から生まれてくるんです。

同じものを見ても、一人ひとりに湧き上がってくる感情は違うように、感情は一人ひとりの主観的な見方で出来上がっているんです。

そのことがわかれば、自分の感情について、正しいとか悪いとかの区別はなくなります。

みんなと同じように感じることができないということも、すべて自分の個性だととらえることもできるようになります。

そして、目にするどんなものも、その時の自分の感情で好きなように受け取っていいこともわかるようになるんです。

これから、どんなものに出会うとしても、あなたがすべてのものに「新しい価値」を与えて受け取っていいんです。

感情というフィルターを使って、あなたにふさわしくないものを、あなたの望むものに書き換えて受け取っていいんです。

(いろんな感情を使ってものごとを好きなように受けとることについて、以前にもこちらの「受け取り上手になる」のなかでお話しさせていただきましたね)

夕焼けの空をながめる人

美しさを定義する時、その定義から外れたものは美しくないものになるように、

何かを定義すると、その反対にあるものも見つけてしまうのが、この三次元の世界の特徴なのかもしれません。

この物質の世界で肉体を持って生きていくためには、比較や区別や分類することをしなければならないこともあるかもしれません。

でも、その比較や区別や分類をするための基準が、私たち一人ひとりの主観的な見方「観念」なんです。

その観念に従う時、あなたの心には自分軸が生まれているはず。

幸せと自由が同じ地平にある、本当の自分を生きているはずですから。

「僕たちと一緒に行こう。
 僕たちはどこまでだって行ける切符を持っているんだ」
 (宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)

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