頭ではなく心で考える
その時その時の自分の心を上手に使うこと
先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と、「心を上手に使うこと」についてお話しをさせていただきました。
私たちは、目にするいろんなものを「心」と「感情」で受け取って、感じることをしています。
感情は、自分で意識をしていなくても思わず外に向かって表れてしまうことがありますから、なんとなく分かるものだと思いますけど、
心についてはなにかつかめないもののような印象があります。
でも、それは絶対に存在していると思っていますし、みんなが同じように持っていることもわかっているもの。
(私たちの心について、以前にもこちらの「心のありか」の中でお話しをさせていただきましたね)
思考を豊かにしてくれる教科書やテストは用意されていますが、心を豊かにしてくれる教材はないですし、誰かに教わるものなのかどうかすらも疑問に思いますよね。
思考というものは、誰もが同じようなやり方で同じように高めていくことができるものですが、
心というものはその時その時の環境やお仕事やいろんな要素によって変化をしていくものですから、今、目の前に現れるものや誰かとの出会いで与えられるものや感じるものによって高められるものなのでしょう。
だから、心は思考のように鍛錬をしながら高めていくものではなくて、その時その時で上手に使っていくものなのでしょう。
「あなたは、あなたであればいい」
(マザー・テレサ)
という言葉があります。
心を上手に使うということは、志や信念のような、心で思うことに正直に生きてみるということ。
心は、自分だけのオリジナルな生き方を求めようとしますから、頭で考えたり計画するだけではたどり着けない、自分らしい生き方をさせてくれるんです。
だから、そうやって私たちは頭で考えることもできますし、心で考えることもできるんです。
心は感じることをするところという受動的なイメージがありますが、なにかを志す時のあの感覚や、計算や理屈を超える情熱は、間違いなく心から生まれてくる能動的なものですから。
思考ばかりを使っていれば、知識と常識がものごとを判断する基準になりますから、視野も狭くなりがちになります。
頭を使うだけではどうにもならないこともあるはずです。
その時に心を使うことを始めていけば、「可能性」という無限の視野が手に入るんです。
そのために必要なものは、もうあなたの胸に備わっています。
今の自分の心はどんなものなのかを知って、自分の心と仲良くしてください。
あなたの心も無限なのですから。
「一個の人間の可能性というものは、
本人が常識のレベルで考えているよりはるかに高いところにあるものです」
(ジョセフ・マーフィー)
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