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太陽の光に包まれる二人

自分の都合を減らしてみること

先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と「私の幸せの定義」についてお話をさせていただきました。

私たち人間は「感情の生き物」と言われるように、喜んで悲しんで楽しんで怒ることをしながら人生を解釈して生きています。

でも、時々、私たちは自分の感情の動きにのまれそうになったりします。

不安や怒りやイライラが、本当の自分の気持ちを見えなくさせたり、本当にしたいことをさせてくれなかったりするんです。

感情は、自分の外側で起こる出来事に反応している「自分の内側の心の反応」だから、

心を穏やかにしてくれるものや上機嫌にしてくれるものは、外を探しても見つかりません。

それは、自分の内にあるんです。

仏教では「無自性」とか「無我」と表されるように、もともと出来事には定まっている意味はないもの。

私たちが感情に揺さぶられずに生きていくために大切なことは、一つひとつの出来事にどれだけたくさんの意味を見ることができるかなんです。

つまり、お仕事や人間関係のなかや、すべてのことについて、一つの出来事に「これしかない」と意味を限定することはできないんです。

どんなネガティブな出来事も、見方を変えればポジティブに見えます。

どんなポジティブな出来事も、見方を変えればネガティブにすることもできるんです。

私たちの心には、目にするものに反応する選択肢がたくさんありますから。

だから、感情的にならないための意味づけをしていきましょう。

あなたがなるべく上機嫌でいられるような選択肢を選んでいきましょう。

(いろんな出来事に自分なりの意味づけをして受け取ることについて、以前にもこちらの「どうにかなるという言霊」のなかでお話をさせていただきましたね)

広場で踊る女性

「何をするにしても、そこから喜びが生まれるようにしなさい」
 (ウォルト・ホイットマン)
という言葉があります。

「幸せ」ということについて、ある辞書では「幸福。幸運。さいわい。また。運が向くこと」と説明されています。

この考え方によると、幸せは自分の力でつかみ取るよりも、めぐり合わせのように出会うものというイメージがします。

また、ある辞書では「願っていた通りの状態で、心配や苦しみがなく、心が満ち足りていること」と説明されています。

自分の思い描いている光景と、目の前の現実が違っていることが私たちの「苦しみ」になるのなら、

自分の都合通りにいくことを望めば望むほど、幸せを感じにくくなるのかもしれません。

大切なことは、「こうあるべきだ」とか「こうなってほしい」という、自分の都合を減らしてみること。

どのような出来事にも、今その時に起こる必要があって起きていると思えたら、自分の都合を優先したい気持ちも穏やかにできるんです。

都合が少なくなれば、都合が合いやすくなって、幸せを感じることも多くなります。

あなたの幸せの定義は、あなたが決めていいんです。

「なにもしないでいると、
 最高の出来事が起きたりするよ」
 (映画「プーと大人になった僕」)

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