あなたの心にある光景が、そのまま未来を創ること

先日、福岡県久山町からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「心と体の向きを同じに」ということについてお話をさせていただきました。

生きているだけで将来にいいことがあると思える人と、そう思えない人がいます。

将来に何かいいことがあると思える人は、今現在もし苦しいことが起こったとしてもそれに耐えられますし、生きていることにも焦りがなかったりするように、

その両者では、日常の生活のなかで幸せを感じる能力が違うんです。

この世界は、自分の心が見ている光景を投影している場所だと言われるように、

今の自分が幸せかどうかということも、現在の自分の周りの状況によって決められるのではなくて、その人が心にもっている将来のビジョンによって決まるんです。

でも、ただ将来に明るいイメージを持つことで、すべてが明るくなるわけではないんです。

どんな人でも、なにかの心配や不安はありますから。

でも、最後は明るいビジョンを持っている人の人生は明るい方へ向かっていくんです。

（心の中にあるビジョンがこれから向かう先を決めることについて、以前にもこちらの「直感を信じる」のなかでお話をさせていただきましたね）

「いま曲がり角にきたのよ。
　曲がり角を曲がった先になにがあるのかは、わからないの。
　でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの」
　（L・M・モンゴメリ）
という言葉があります。

未来に明るいビジョンを持つということは、理想の自分になることに憧れることでもあるんです。

今の自分からこれから先の可能性を探そうとしても、「何もない」「何も持っていない」ゼロベースの自分からは見つけられなかったりします。

でも、理想の自分から今の自分を逆算するようにして見るのなら、不思議と自信のようなものを自分の中に感じられたりするんです。

それが「根拠のない自信」です。

それをもって、今のあなたは理想のあなたを演じてください。

理想のあなたは、不安や恐れから行動しないはず。

自分の内から湧き上がってくる喜びと愛から行動しているはず。

人生は一歩先が見えないから、どう進んでいけばいいのか、恐れを感じることがあります。

でも、ものごとをうまくいかないように導いてしまうのは、失敗を恐れる心があるからなんです。

うまくいかないことを考えていれば、うまくいかない。

うまくいくことを考えていれば、うまくいく。

一度、そう信じてみてください。

あなたの心と身体の向きを同じにして人生と向き合う時、人生もあなたに向き合って、あなたに必要なものを与えてくれますから。

それが、この世界の一つの法則でもあると思うんです。

「おそれることはない。
　遠いものは大きく、
　近いものは小さく
　見えるだけのことなんだ」
　（映画「耳をすませば」）