自分の人生を、自分の力で挑戦すること

先日、福岡県福岡市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「人生は冒険みたいなもの」ということについてゆっくりお話をさせていただきました。

今この瞬間を大切に生きることについて、今までの発信のなかでもたくさんお話をさせていただきました。

私たちは時々、外部からのいろんな影響を受けて、自分自身や周りの環境について強制的な変化のタイミングが訪れた時に、

「もっとこうしておけばよかった」
「ムダな時間をすごしていたなあ」
と思うことがあります。

それは悪いことではないんです。

今の自分から昔の自分を顧みて、学びを得ようとする姿勢ですから。

でも、それが「どうしてあの時にやらなかったのか」という想いになって、時間がたつほどあなたの心のなかで大きくなるのなら、

これからのあなたは、やらずに感じる後悔よりも、やってみて感じる後悔を選んでください。

あなたの、正しいと思ったこと、いいと思ったこと。

それを基準にしていけばいんです。

（自分の生き方に基準を持つことについて、以前にもこちらの「誰とも比べられない自分」のなかでお話をさせていただきましたね）

「こうだったから、こうなった。
　こうだったのに、こうなれた。
　こうだったからこそ、こうなれた」
　（チャップリン）

チャップリンさんは、ご自分の人生をこの3行の言葉で言い表したそうです。

私たちは何かを始めようとする時、自分のスタートラインが誰かと比べて不利なのかどうかを確認したくなります。

そして、なにか足りないものを感じてすごしているとしても、今の状況は自分にふさわしいものだと思い込ませて、自分を納得させようとしたりします。

いろんなことを知れば知るほど、平等ではないものを見つけることもあるんです。

確かにこの世界は完全に平等ではありません。

でも、それは絶望することではないんです。

みんなが完全に平等だったら、私たちは自分を高めることを忘れてしまうから。

その過程で感じられるワクワクや充実感を味わうこともできなくなってしまうから。

その不平等な世界で生きていくことそのものがチャレンジであって、冒険のようなものだと思うんです。

でも、それは派手な目標を設定しなくていい、もっと身近にある、日々の挑戦のこと。

あなたの人生については、成功したことを誰かに自慢することも、失敗したことを誰にも恥ずかしいと思うこともしなくていいんです。

あなたが自分の力で挑戦をしてみること。

それができれば十分なんです。

「人生が、予定通り順調に
　うまくいくことなんて絶対にないの。
　ありえないことよ。
　そうならないように頑張るんでしょ。
　だから人生がおもしろくなるんじゃない」
　（フジ子・ヘミング）