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朝日を眺める人

人生にも生き方にもルールはない

この世界には、いろんなルールがあります。

法律もそうですし、会社の社則や学校の校則もそうですが、私たち一人ひとりの中にも観念という自分のルールがあります。

それは、初めて目にするものを今まで見てきたものと照らし合わせて「このようなもの」とカテゴライズすることのできる捉え方でもありますから、

経験が増えれば増えるほど、初めて見るものへの驚きや恐れを少なくしてくれるものです。

でも、それが「こうあるべきだ」という考え方に発展していくと、行動に制限をかけてくるようになるのです。

私たちは、そのような観念を数千〜数万持っていると言われていますが、そのほとんどは自分にとって当たり前のことになっているので、そのことに気づくことが難しいのです。

こうしなければいけないとか、これをしてはいけないという観念は、人を律します。

それは、正義感や倫理観をベースにして、悪を避ける行動につながる場合があるからです。

でも、その観念に反したことをしてしまった時に、自分を攻める罪悪感を生み出してしまうものです。

どこまでが、自分の良心に従う「快」になって、どこからが自分の足枷となる「苦」となるのか。

その見極めも一人ひとりの価値観によるもの

だから、絶対的な判断はないのです。

今までの経験から得てきた、「普通はこうだから」とか「みんなこうしているから」という思い込みがあります。

誰かに期待されたり、求められたりする時に、その気持ちに答えるのが当たり前だと思い込んでいれば、それも観念なのでしょう。

誰かの気持ちに答えるためにがんばることは、素敵なことです。

でも、すべての期待に答えることはできませんから、予想できなかった展開が始まる状況さえも楽しむことのできる心の余裕を持つこと。

それが、観念や思い込みを外していくコツなのです。

そこに罪悪感も必要ありません。

完璧な自分もなくていいのです。

逆に、弱い自分や出来ない自分をゆるしていのです。

心の余裕と自己肯定。

それが、本当の人間らしい姿を教えてくれますから。

「我々が何かを成し遂げようとしている時、
 そこにルールなどない」
(トーマス・エジソン)

という言葉があります。

何かをしようとした時に、決まり事やルールを守らないといけない場面があります。

お仕事や生活の中ではいろんなルールがありますが、たまにはそのルールを破ってみることもいいと思うのです。

それによって、柔軟に新しい方法を見つけたり、ポジティブな考え方になれたりするかもしれません。

だから、後悔するような気がしても思い切ってください。

どのように生きても全く後悔のない生き方はできませんし、後悔をさけることもできませんから。

逆に、どのように後悔を感じてみるかを経験してみてください。

今までと同じ経験をしながらも、それをどう捉えるか。

それが思い込みを外す方法であって、観念に縛られない生き方をさせてくれますから。

「あなたにふさわしい人生を生きなさい」
(映画「サウンド・オブ・ミュージックより」)

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