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太陽の光に包まれる人

本当の強さを持つための心の在り方

先日、福岡県八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「恐れをなくす心」についてお話をさせていただきました。

私たちの心に時々表れてきて、私たちの足を止めようとするものの一つに「恐れ」があります。

それはたとえば、誰かと成果を競っている時や、周りからの評価を絶対的な目標にしている時に出会うことが多いのかもしれません。

私たちは、何かを強く手に入れようと望む時、その想いが強ければ強いほど、それが実現しなかったこともイメージをしたりするから。

恐れは心の中で大きくなっていきますから、私たちの行動を急かせてきます。

そして、目的を達成するために、自分のことしか考えていないような手段を選ばせることもあるんです。

でも、その流れを止めることも、同じようにとてもシンプルなことなんです。

「一行三昧」(禅語)
という言葉があります。

真っすぐな心で一つのことに全力をつくす、という意味の言葉です。

それは、今、取り組んでいることと自分が一つになるということ。

たとえばそれは、日々従事しているお仕事が、生活費をいただく目的のお仕事「ライスワーク」から、人生の中心にあるお志事「ライフワーク」になるようなこと。

そのような心でいる時、結果に対する恐れはほとんど目に入らなくなるんです。

時間を忘れて夢中になって取り組んでいて、ひと段落した時に「ああ、もうこんな時間かあ」と感じる経験があなたにもあったはず。

その時、あなたはその結果について考えていなかったはずです。

素のあなたの状態でものごとに取り組む時、恐れや疑いというものは心に入って来れないんです。

(あなたらしく物事に夢中になって取り組むことについて、以前にもこちらの「わからないからこその人生」のなかでもお話しをさせていただきましたね)

夕暮れの湖を見つめる人

どれだけ能力がある人でも、自分の力だけで結果を思い通りにコントロールすることはできないんです。

状況も常に変化をしていながら、いろんな要素がそのタイミングで出会いながら現象として表されていきますから。

そう考えれば、結果はあくまでも行動の後で現れてくるものであって、どれだけ今、目の前にあることに真っすぐな気持ちで打ち込めるかというということに意識が向いていきます。

そこから始まっていく行動の先にはどんな結果が待っているとしても、あなたは素直に受け入れることができるはず。

目に見える形として、誰かに勝っていても負けていても、関係はなくなるはず。

周りの評にも動じることもないはずです。

あなたのなかで、「やりきった」という充実感があるはずだから。

迷いのない心、揺るがない心、自分なりの基準を備えている心があるはずだから。

結果にこだわることをやめる時、心の向きも変わります。

そのような心の在り方を「強さ」と表現したいんです。

「自分が怖いと思っているところに焦点をあててはいけない。
 自分が行きたいところに焦点を当てるんだ」
 (アンソニー・ロビンズ)

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