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朝日に祈りをささげる人

うまくいかなかったことの中に、学びがあるということ

先日、ヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに、福岡県北九州市から来られた方と「失敗の受け止め方」についてお話をさせていただきました。

この世界では、私たちが取り組んだことのすべてがうまくいくようにはされていないから、

勇気を出して一生懸命にやってみたことがうまくいかなかったということもあるんです。

でも、そのことを気にして、やってみたいチャレンジをしないという選択はしなくていいんです。

今、なにもかもがうまくいっているように見える人についても、一度も失敗をしなかった人はいませんし、

これから先も何事もなくやっていけるかどうかもわからないからです。

大切なことは、うまくいかなかった結果をどう受け止めるかということなんです。

(目の前の出来事をどう受け止めるかということについて、以前にもこちらの「今ここに一生懸命に」のなかでもお話しをさせていただきましたね)

草原を散歩する人

「失敗が人間を成長させると私は考えている。
 失敗のない人なんて気の毒に思う」
 (本田宗一郎)
という言葉があります。

一度、気持ちが落ち込んでしまうと、なかなか立て直すことが難しい「負のスパイラル」のような状態に陥ってしまいがちなのが、私たち人間の心なのかもしれません。

でも、失敗の中にこそ学びがあるという視点で、うまくいかなかったことを静観する時、自分の心も含めた成長のための機会を与えられると思うんです。

その時の自分の心は、うまくいかなかったことに真摯に学ぼうとする姿勢があるはずですから。

失敗は、できなかった結果や、うまくいかなかった結果で終わるものではないんです。

そこから、できるための方法と、うまくいくための知恵を手にいれるための過程なんです。

思っていた通りに良い結果になることもあります。

たまたま良い結果になることもあります。

思ってもみなかった悪い結果になることもあります。

そのすべては、これからのあなたの糧になるもの。

そして、今のあなたがどれだけ充実して生きているかで、過去は変えることができるから。

失敗も違った姿に見えてくるから。

心を転じて今に集中していきましょう。

「人生における最大の栄光は、決して転ばないことにあるのではない。
 何度転んでも起き上がることにあるのだ」
 (孔子)

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