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寄り添う恋人

誰かのために、何かのために、を動機にすること

先日、ヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに、福岡県北九州市から来てくださった方と、「利他の実践」についてお話しをさせていただきました。

私たちは、自分の人生に意味を感じながら生きていたいと思うもの。

それは、たとえば、誰かのために何かをするという「利他」を行動で表している時に感じられることもあります。

誰かのために何かをしようとする時、私たちは自分中心の視点から相手の立場になってものごとを見る視点になることができますから、

自分の言葉と行動が目の前の人にポジティブな影響を与えることができていると分かる時、自分についても肯定的に見ることができるんです。

その体験は、自分一人では感じることが難しいもの。

利他とは、思いやりと共感が心のなかで一体になっている状態なんです。

時には、相手のためにちょっとだけ自分を低くしたり、自分の時間を使うこともありますから、そこには相手への興味や愛情もあるんです。

そうやって、お互いを支え合う気持ちから始まる人間関係は、私たちのつながりをもっと深めてくれるはずです。

利他とは「やるべきこと」としてとらえるものではなくて、自分が誰かのために「やりたいこと」を考えてやってみること。

あなたの小さな善の気持ちが、誰かの幸せや心の平穏につながることになります。

そして、その人がまた別の誰かを助けるというきっかけを生むことになるはずです。

私たち一人ひとりの小さな利他の行動が大きな変化につながっていくんです。

(利他の行動について、以前にもこちらの「利他の姿」のなかでお話しをさせていただきましたね)

手を重ねる友人達

「人生の真の価値は、自分自身の利益だけでなく、
 他人の幸福に貢献することにあります」
(ジョン・ロック)
という言葉があります。

利他とは、「誰かのために」と「何かのために」を動機にして、そこから始まるもの。

だから、まずは自分の損得や感情を外してみることで、今、何が目の前にいる人に起きているかを見て、やってあげたいことを考えてみてください。

それは、周りの人に評価されなくてもいいものですし、誰にも気づかれなくてもいいんです。

私たちの本当の満足は、他者から認められることより、自分で自分を認められる時に強く感じられるものから。

ですから、あなたが誰かのためにする行動も、その人が喜んでくれるかどうかを考えすぎずに始めていいんです。

自分のなかにある「〜したい」のワクワクをはっきり見ることができるようになれば、「〜するべき」という義務感に振り回されることも少なくなってきます。

あなたの言動が周りの人からどう思われるかということも、とても小さいことになるはずです。

「〜したい」から始まる、あなたらしい言葉と行動。

それがあなたの「利他」なんです。

「誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある」
(アルベルト・アインシュタイン)

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