続けるという力
確証の持てないチャレンジが与えてくれる充実
先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と、「続けるという力」ということについてお話をさせていただきました。
「継続は力なり」ということをみんなが身をもって体験しているように、
勉強も修行も信仰も、どのようなことでも継続し続けることは自分のなかで大きな力になるものです。
私たち一人ひとりに、その時の立場で向き合うべきものがありますから、続けるべきか、やめるべきかという決断があったりもします。
その決断は、利益があるかないかによっても、信念や志によっても、使命感や義務感によっても決定されるもの。
そこにあなたが価値を感じることでやり続けることができるんです。
その価値は、目で見える形のお金とか地位とかもそうですし、目には見えない心で感じる信念や志もそう。
目で見えるものを目指す時は、具体的なデータや途中経過を確認しながら進めていくことができますが、心で感じる価値には何の確証もありません。
その時に「大丈夫」と背中を押してくれるのは、自分を信じてくれている周りの人の気持ちとか、自分自身の情熱だったりします。
だからこそ、今までの自分からは想像もできなかったことや、確証の持てないことにチャレンジしている時に、私たちは情熱を向けることができる充実を感じられるんです。
だから、勇気をもって「心で感じる」チャレンジを続けてください。
頭だけで考えている時は思い描くことができなかった光景も、心が見させてくれますから。
どんなことがあっても折れない気持ちは、心が創り出してくれるのですから。
(チャレンジを続ける人生について、以前にもこちらの「挑戦をする人生」の中でお話しをさせていただきましたね)
「継続するということは、同じことの繰り返しではなく、成長し続けること」
(伊達公子)
という言葉があります。
もちろん、やり続けていることすべてがうまくいくわけではありません。
思い描いた理想になかなか近づくことができずに、焦りを感じることもありますし、
時々は、明日も今日の延長のような一日だったらと不安になることもあるかもしれません。
でも、昇ってくる太陽が今日の太陽とはまた違う形で現れるように、あなたの肉体が今日の状態とはまったく同じではないように、今日とは違う明日がやってくるんです。
そして、一日の始まりはいつも闇から始まるように、あなたの今の心の状態や周りの状況がどんな状態であっても、必ずいつかその暗闇は明るく照らされるんです。
そう思っていれば、今自分がしていることも報われるんじゃないかと信じることができる。
もう少しがんばってみようかなと思うこともできるんです。
今のあなたの姿を、未来のあなたがふり返る時、自慢したくなる自分でなくてもいいんです。
「あの時はがんばってくれてありがとう」と言いたくなる自分であればいいんです。
「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」
(イチロー)
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