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朝日を見る人

すべての感情は、私の個性

先日、ヒーリング講座を修了された生徒さんが遊びに来てくださって、「感情の善悪」ということについてゆっくりお話をさせていただきました。

私たちは、なるべく嬉しい気持ちや楽しい気持ちやポジティブな気分でいたいと思っていますから、

その逆の悲しい気持ちや悔しい気持ちやネガティブな気持ちは良くないものだと思っています。

でも本当は、感情に善いとか悪いの区別はないんです。

あなたのすべての感情は、いろんな出来事をあなたの解釈で感じさせてくれる大切なものですから。

ポジティブな感情を経験することで、自己肯定感が高まって、自信をもつこともできるから、いつも新しい可能性を見ようとすることができます。

ネガティブな感情を経験することで、心の痛みがわかるようになるから、誰かに寄り添ってはげましてあげることもできるはずです。

ですから、一人ひとりが持っている感情を、その人の「個性」と呼んでもいいんだと思うんです。

(個性について、以前にもこちらの「多様性と個性」の中でもお話しをさせていただきましたね)

草原を散歩する人

「感情は魂の言語だ」
 (ニール・ドナルド・ウォルシュ)

という言葉があります。

感情を個性ととらえれば、善い個性も悪い個性もどんどん伸ばしていいとわかるはずです。

自分の個性のすべてが発揮されて、「自分らしさ」ができあがっていきますから。

みんなと同じように感じることも大切ですが、自分なりの感じ方ができるということも大切なこと。

自分だけの個性を頼りにしていれば、いろんな人の個性と比較をして、良いとか悪いのジャッジをしてしまいます。

でも、周りの人の個性も認めながら、自分の個性も置いてけぼりにしない、客観的で公正な見方ができるようになれば、

誰のどのような感情の表現も、「今の自分」を表しているものだとわかりますから、すべてALL OK!なんだとわかるんです。

祈りを捧げる人

感情がゆれる時は、思いがけない出来事や言葉に出会った時。

つまり、自分のなかの「当たり前」や「知っていること」と違うものに出会った時なんです。

感情のゆれ方にもいろいろあります。

ハッピーなものもあれば、きづつくものもあります。

でも、そのどちらもあなたを次の段階に連れて行ってくれたり、成長をさせてくれたりします。

感情が大きく動いていると、今がすべてのような気分になって、

その出来事の先に、起こるべくしてあなたを待っている明るい世界があることになかなか気がつけなかったりします。

いろんな感情を使っていろんな感じ方をしてみてください。

ゆれてもいいんです。
振られてもいいんです。
流されてもいいんです。

その経験があなたの内面ををもっと豊かにしてくれますから。

「人を作るのが理性であるなら、人を導くのは感情である」
 (ジャン=ジャック・ルソー)

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