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朝日をながめる人

自分軸を持つことは、自分の人生を自分で決定すること

先日、筑紫野市からヒーリング・除霊を受けに来られた方と「自分軸を持つ」ということについて、お話しをさせていただきました。

自分軸については、以前にこちら【自分軸で生きる】でお伝えをいたしましたね。

自分軸と他人軸というとらえ方があります。

他人軸とは、他者からどう思われるかを第一にすること。

つまり、他者からの評価を優先して、自分の気持ちを後回しにすることです。

それは、周りの人の意見に流されることや、世間の常識の中でしか行動をしない考え方につながったり、

自分に利益があるかどうかが、ものごとの判断材料になったりします。

自分軸とは、自分がどう在りたいかを第一にすること。

それは、自分のいろんな気持ちを大切にすること。

自分の価値を他者からの評価で判断しないこと。

常識や固定観念にとらわれず、自分の意思で判断する生き方のことなのです。

「すべてが変わってしまうことを避けるためにこそ、
 なにかが変わらなくてはならないのだ」
(映画「山猫」より)

という言葉があります。

自分軸を意識することは、自分本来の生き方を思い出すことでもあります。

私たちの多くは、子供の頃から「人に迷惑をかけないこと」を大事なこととして教えられてきました。

でも、今思えば、それは自分の心の声を聞こえなくすることでもあったように思うのです。

確かに、誰かのために配慮をするのは大切なこと。

でも、生きづらさを感じながら頑張って生きるより、自分らしく充実した毎日を心を満たしながら生きる方があなたのためなのです。

今、あなたの中の本来の自分の存在を暗くさせているのは、あなたがこの世界を生き抜くために身につけた価値観や常識なのではないでしょうか。

しなければならないことや、するべきということも、本当はないのです。

長い間、そう思って他人軸で考えて行動していた自分や、本当の自分に気づかないふりをしていた自分を、これから自分軸の自分へと変えていくのです。

あなたのしたいと思うことをしてください。

意識を本当の自分の価値観に合わせていけば、自分のすべてを受け入れて認めることもできます。

自分の価値を高く感じることもできるのです。

自分のしたいように生きることが自分軸であるととらえると、それはわがままであって、人に迷惑をかけることのように思えますが、そうではありません。

自分の気持ちを大切にすることは、わがままではないのです。

自分の気持ちを他者に押しつけたり、自分の価値観を他者に強要することがわがままなのです。

だから、私たちは他人軸で生きる時、常識として信じている価値観を正として他者に押しつけようとします。

その時、自分と他者の価値観は、同じものであるとか、同じようでなければならないという考えが前提にあるからです。

だから、自分軸で生きる時、自分は自分の考えがあるように、いろんな人にそれぞれの考え方があることを理解できていますから、自分と同じように他者を尊重することができるのです。

人間が自分軸を持って自立をして生きることについて、カントさんはこのように説かれました。

「人間が未成年の状態にあるのは、理性が欠けているのではない。
他者の指示を仰がないと自分の理性を使う勇気も持てないからなのだ。
つまり、人間は自らの責任において未成年の状態にとどまっていることになる」(カント)

人生において、他者の指示を仰いで生きるということは、

むずかしいことを考えず、失敗の責任をとる必要もなく、面倒な事は誰かが引き受けてくれる生き方なのでしょう。

でも、自分軸を持って自立を目指す生き方というのは、自分の意志を持つということ。

依存や無責任という思考を持たないこと。

自分で決めていいのです。

そして、今までの成してきた事にも、自分の力で成し遂げたと感じて、自分を認めること。

自分の人生は、自分で決定するものですから。

「他人から見て、かっこいいかどうかは置いといて『これが俺のスタイルだ』って言い切れる強さがあってもいい」
(福山雅治)

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