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朝焼けのを見上げる人

自分の内側に目を向けることで気づくもの

私たちは、自分が生まれてきた目的を求めたくなるものです。

生まれてきた目的とは、人生の目的でもありますから、何か大きなことを成し遂げることのようにとらえてしまいます。

でも、大きなことではなくても、私たちは誰もが生まれてきた意味を持っているのです。

その目的や意味には絶対的な答えはなくて、とてもあいまいなもののような気がします。

追求して追い求めているうちに、逆に見つけることにとらわれてしまっていることもあるからです。

興味を持って始めたことが、〜しないといけないという観念になってしまうと、見つかるものも見えなくなってしまうのです。

あなたがこの一生のうちで、人生の目的や自分のミッションに気づくためには、

まず自分自身がどのような存在で、どこにいるべきなのか、どんなことをしてどんなことを手にするのか、という自分自身についてよく知っておく必要があります。

それは、今の自分に出来ることと出来ないことを見極めることや、自分のポジティブな側面とネガティブな側面を知ることでもあるのです。

その見方は、ものごとのポジティブとネガティブのどちらも同じように見ることの出来るニュートラルな視点ですから、

試練や逆境のなかでも前向きに取り組むことをさせてくれるのです。

「生きることは、考えることだ」
(マルクス・トゥリウス・キケロ)

という言葉があります。

私たちはなにかを経験する時、自分にとってプラスなものだと感じれば楽しくなって、マイナスなものだと感じればイライラしたりします。

それは、自分の主観によってものごとを判断しているから。

でも、この世界は、一つのものに二つの面がある二極の世界ですから、一つのものごとはいつも二つのことを私たちに経験させてくれているのです。

そのことに気づけば、ものごとをフラットな目線でとらえることもできますから、この世界での学びも加速していきます。

周りの声や状況にも、自分の感情にも左右されずに、したいことだから私はしているという意識も、当たり前のようにあなたの中に出てくるはずです。

自分のミッションに気づくと、現実の形として、周りの環境や人間関係やお仕事も変わります。

今までは想像できなかったことも起きてくるのです。

それはとてもシンプルな仕組みです。

自分自身が変わっていくから、周りの世界も変わっていくのです。

そのためには、まず自分の中にある葛藤を手放していくことです。

その葛藤とは例えば、誰かに求めて拒否をされたことへの恐怖心や思い込みが、行動を止めさせていたことであったりします。

それはまだ幼かった時の経験ですから、成長したあなたは乗り越えることのできるものだと分かれば、いつでも解消することが出来るのです。

自分で自分の内側を探ることで、自分の本音や大事にしていることも気づきますし、意外なことが引っかかっていたことにも、心理的なブロックがあったことにも気づくことができます。

誰かに導いてもらうこともいいのですが、あなた自身でそれに気づいて乗り越えることで、自分をコントロールすることも覚えます。

腑に落ちますから、そのばしのぎではない自信にもなるのです。

その上で、あなたが得てきた知識やテクニックも十分に発揮されるはずです。

あなたの本当にしたいこと、つまり人生の目的や自分のミッションも、その先で見つかるはずです。

自分のことを知ることは、自分で答えを導き出せるということですから。

「それぞれの個人には、この世でやるべき仕事がある。
 その仕事を見つけられるかどうかが、
 生涯において最も重要なことだ」
 (ナサニエル・ホーソーン)

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