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明るい方を向く人

人生のターニングポイントを迎える時

先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と「人生の転換期」についてお話をさせていただきました。

どんなこともそうですが、どれだけ時間をかけて努力をしたこともうまくいかなくなったりして、まったくの0(ゼロ)の状態にさせられることが時々あります。

もちろん、私にもあるんですよ。

大切なことは、そのどん底のようなところから、これからどうやってまた登っていくのかということ。

具体的にいろんな手段を考えることや、感情を落ち着かせることも大切なことですが、まずは、自分が今「0(ゼロ)」の状態にあることを自覚してみてください。

何も持っていないということは、もうそれ以上は失うものはないということでもあります。

今はまだ「おしまい」ではないんです。

今は「始まり」ですから、一からまたやってみればいいんです。

祈りを捧げる人

「私は決して障害に屈しはしない。
 いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ」
 (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

という言葉があります。

私たちの人生の転換期(ターニングポイント)は、時々そうやって逆境の時にこそ、表れることが多いのかもしれません。

その時に、自分を信じることができるか、自分を疑ってしまうのかの選択があなたに求められます。

それは、神様やハイヤーセルフからの「お試し」であって、「導き」でもありますから、

あなたの真価が問われているということなのでしょう。

(人生の所々で出会うターニングポイントについて、以前にもこちらの「人生のターニングポイント」の中でお話しをさせていただきましたね)

だから、あなたはこれから新しい開けた世界に飛び込んでいいんです。

いつか、昔の自分をふり返る時に、狭い世界で狭い考え方をしていた、悲観的になっていた自分を思い出すはず。

この世界の可能性の上限を決めつけていた自分の見方を変えれば、こんなにすばらしい世界があることにも気づけるんです。

だから、なんで私は不幸なんだろうかとか、なんで私ばかり苦労するんだろうと思って落ち込む必要はないんです。

瞑想をする人

「別是」(禅語)という言葉があります。

これしかないと思い込んでいて、ふだんは気がつかなくても、ちょっと離れて見てみれば、そこにはもう一つの別の考え方とか別な生き方があるという意味の言葉です。

どんなものについても、いろんな価値観の角度や距離で見ることで、まったく新しい別の世界が広がっていく可能性があります。

それまでのネガティブが、逆に素晴らしいぐらいのポジティブになるかもしれないんです。

だから、どのような状況のなかでも感情で自分を扱わずに、前向きに理性を使って「今できること」を続けていきましょう。

うまくいかない時は、失うものばかりではないんです。

あなたは今この状況の中で、これからの自分に必要な「新しいもの」を手に入れるんです。

あなたならできます。

今があなたの人生のターニングポイントなのですから。

「神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。
 ただ、挑戦することを望んでいるだけよ」
 (マザー・テレサ)

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