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朝日を見つめる人

過去よりも未来よりも、今に集中すること

先日にお会いしました、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けに来てくださった方と「今を生きること」について、お話しをさせていただきました。

昔のことを思い出して、その光景や、その時に感じた感情を思い出す時や、

これから先のことを頭に思い浮かべて、こうなればいいなという光景や、そうなった時に感じるはずの感情を感じてみる時、

私たちの心は、過去の光景も、未来の光景も、自分のもう一つの現実として認識しているんです。

その心の動きをポジティブに使って、思い通りの未来を手にすることや、自己実現をするというのが「引き寄せ」なのかもしれません。

大切なことは、過去にどのようなことがあっても、未来にどのような理想を見ているとしても、私たちが行動することができるのはいつも「今この瞬間」だけということなんです。

(今を生きることについて、以前にもこちらの「今に生きる」の中でお話しをさせていただきましたね)

山頂から景色をながめる人

私たちは、自分の過去とか未来のことを考えることで、今の自分の生き方を修正しながら生きています。

そうとらえると、今これからの自分や生き方は自分の頭の中のイメージしだいということになりますから、

ポジティブな方にも、ネガティブな方にも自分で変化を起こすことができるということなんです。

「過去」という字は、「過ちは去る」と書きます。

あなたの過去にどのような過ちがあるとしても、それはもう過ぎていったもの。

だから、今のあなたはもうあの頃のあなたではありませんから、過去にとらわれることはありませんし、

今の自分に過去の自分のイメージを重ねることもしなくていいんです。

だから、過去の過ぎてしまったことをいつまでも考えることはしないでください。

海から昇る太陽を見る人

「未来」と言う字は、「未知のものが来る」と書きます。

人生では、どれだけ周到に用意をして確実な道を歩んでいこうとしても、偶然や外的な影響によって予想していた道から大きく外れた方に向かうことがあります。

それだけ、私たち人間の一生というものは、今の自分からは予想もできないものに出会いながら創り上げられていくものなのでしょう。

でも、どのような道を歩んでいくとしても、最期に「これでよかった」と思えるなら、それでいいんです。

その時にはもう、「良い」とか「悪い」とかではない、自分の人生を生ききったという充実感に満たされているでしょうから。

だから、昔のことや先のことにとらわれて、あなたの限られている人生の時間を、何もしない時間のまま過ぎて行かせないでください。

つねに「今しかできないこと」に気づいて、やってみるという選択をしてください。

私たちは、いつも「今」しか生きることができませんから。

「過ぎ去ったことを追うな
 まだ来てもいないものを思うな
 過去、それはすでに捨て去られたもの
 未来、それはまだ到っていないもの
 そうであれば、ただ現在のことをありのままに観察し
 動揺することなく、それをしっかりと見極め、実践せよ」
 (「一夜賢者の教え」釈尊)

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