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朝日の中で踊る人

毎日の小さな事に目を向けること

先日、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けにきてくださった方と「自分と向き合う大切さ」について、お話しをさせていただきました。

私たちは、日々の生活の忙しさにのまれていると、自分を大切にすることを後回しにしてしまうもの。

ですから、どこかで意識的に時間をつくって、自分と向き合うことをしていくのが良いのかなと思います。

「リトリート」も、忙しい日常から自分を開放するための一つの方法です。

それは、不断の生活とはまったく違う環境に身をおいて、リラックスしながらゆっくりと時間をすごすという、新しいスタイルの旅のこと。

感情に刺激を与えるよりも、心に平穏を与えるためのもの。

いつもの日常や習慣を忘れることで、新しい日常や習慣を手に入れるための気づきも与えられるはずですから。

海を見つめる人

「人の本性はみなほとんど同じである。
 違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである」
 (孔子)

という言葉があります。

私たちは、日常の生活の中でいろんなものに出会って、その時その時に思考を使って、どうすればいいかを判断して、

頭に思い浮かんだいくつかの選択肢の中から選択をして行動しています。

そうして、「思考すること」「判断すること」「選ぶこと」「行動すること」を繰り返していくうちに、自分のなかでだんだん同じようなパターンができていきます。

それが、「習慣」というものなのでしょう。

そして、その習慣を、もともと自分が持っている性質や性格で生きてみることで、その時その時の「自分」というものが創られるのだろうと思うんです。

仏教やキリスト教などのいろんな宗教や、スピリチュアルの世界や、自己啓発のどれもが、表現を変えながら根底ではそのことを説かれていますよね。

(習慣が人生に影響を与えていくことについて、以前にもこちらの「習慣が生き方を変える」の中でお話しをさせていただきましたね)

手を広げて空を見上げる人

仏教では「自然」と書いて「じねん」と読みます。

それは「あるがまま」という意味なのだそうです。

大切なことは、どのようなことを自分にとっての「あるがまま」だととらえるか、だと思うんです。

私たちは、一度やってみたことを二度目、三度目にはあまり考えずに自動的に行うようになります。

それは、どんな善いことも悪いこともそう。

つまり、私たちは何度も繰り返し行っていることについては、善いとか悪いとかを考えずに行うようになるのです。

それならば、日常でどのようなことを習慣にしているかで、判断や行動もどれだけでも変えられるということなんです。

そうやって、一日一日のちょっとしたことが私たちのこれからの未来を大きく変えていくのでしょう。

私たちの未来が幸せだと思えるものになるのか、思った通りになっていないと思うものになるのかも、そこから始まるのしょう。

すべては、私たちの前にオープンにされていて、自由に触れて、思う通りに感じることのできる世界です。

自由であることは、そこに責任もあるということ。

いつも自分自身の「今」と「これから」に、責任を持って生きていたいと思います。

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、
 習慣は人格となり、人格は運命となる」
 (マーガレット・サッチャー)

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