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両手を広げる友達

不安も恐れも楽しみも喜びも、すべてを面白がる姿勢

この世界の真理については、スピリチュアルや宗教や哲学など、いろんな視点からの解釈があります。

そのどれもが真理の一片であって、どれもが正しいと私は思います。

たとえば仏教では、この世界を知るために「一切皆苦」(人生は思い通りにならない)という所から始まって、

すべてのものは「諸行無常」(すべては移り変わるもの )であるから、「諸法無我」(すべては繋がりの中で変化していくもの)というとらえ方でこの世界を見れば、

どのようなことにも振り回されることのない、穏やかな心でいることができると説かれています。

たしかに、私たちが生きている、日々いろんな新しいことが起きるこの世界は「苦」なのかもしれません。

その苦とは、現実として目の前に現れる、健康面のことであったり、経済的なことであったり、精神的なことであったりするのでしょう。

それを解決するために、今できることや最善のことをしようとする時、大切なことは心がどのような状態であるかということ。

つまり、心が今どこを向いているか。

問題の解決を焦る気持ちにフォーカスしているのか、問題に前向きに向き合う姿勢にフォーカスしているのかということ。

人間は、今より少しでも良くなることや幸せになることを目指して生きています。

幸せとは、私たちの心のなかにあります。

だから、今を精一杯に生きようとするうえで一番大切なことは、自分の心に意識を向けること。

これから、この世界がどんなふうに変わっていくとしても、人間の本質は変わりませんし、生きることの本質も変わりません。

どのような状況にあっても、迷いの中にいるとしても、心がどこを向いているか。

その姿勢が、暗闇の中に一筋の光のように、これから進む道を示してくれるのです。

綺麗な夜景

「1日ずつ、人生最高の日にしよう」
 (ジョン・ウッデン)

という言葉があります。

将来のことを想う時、不安な面ばかりに考えがいってしまうものですが、この世界は不安もあれば希望もあるのです。

だから、不安なことばかりを考えてネガティブでい続けるよりも、これからどう変化していくか分からない今をどう生きていこうかとポジティブに考えてみてください。

不安と希望があるということは、刺激的ということでもあります。

そのような、分からないことがたくさんある未知の世界を生きることも、人生そのものも、旅のようなものだと思うのです。

想像できる限りの準備をして臨んでも、その予想を大きく超える出来事に出遭ったり、思いも寄らない一生の出会いを経験したり。

不安や怖れもありますが、ワクワクや喜びもそこにある旅は、あなたにとって一生をかけて楽しむ価値のあるもののはずですから。

朝日を見つめる人

これからどうなるか、まったく定められていない明日が毎日やってくると考える時、不安よりも楽しみと期待のイメージをふくらませてください。

そもそも、私たちは今日と同じ様に明日がやってくるという思いこみの中で生きていると思えば、新しい可能性とリスクを感じられるもの。

だから、逆に、自由に自分本位に生きることもできるということです。

後回しにするものもないのですから、自分らしく、変化を恐れずに面白くとらえて生きていいのです。

人間として生きる幸せは、今を楽しんで生きるあなたの心の中にあります。

新しいものが次々に現れて消えていくことも、その中で自由と可能性を楽しみながら生きることも、この世界の真理なのでしょうから。

「最高の夢は目覚めてる時に見る」
 (チャールズ・ギルダーブルーム)

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