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綺麗な夜景を見渡す人

私の中にある力を信じることで生まれる、心の余裕

昨日は、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来てくださった方と、「主体性と個性をもつこと」についてゆっくりお話しさせていただきました。

最近は、主体性をもって取り組むことや、個性を大切にすることが多くの方の意識するものになってきています。

それはとても素晴らしいことですが、周りの人や状況が見えていない意地になっている状態が主体性なのではなくて、

個性も時代の価値観や人と人の関係性が変わっていくにつれて変化していくものだということを覚えておく必要があると思うのです。

そのことをなんとなく分かるようになると、無心で「今」に取り組むこともできるようになるはずですし、これから先のことを考えすぎてとらわれることも少なくなるはず。

(今、目の前の事に一生懸命に取り組んでいくことについて、以前にもこちらの「今を生きる」の中でお話しをさせていただきましたね)

夕焼けの海を散歩する人

「心がすべてである。
 あなたはあなたの考えたとおりになる」
 (ブッダ)

という言葉があります。

この世界はつねに変化を繰り返していく「無常」の世界だから、その移り変わりの「流れ」を意識できるようになるはずです。

流れの中にあるどのようなことが、本当はいつどうなるかはわからないのは、自分自身についてもそう。

流れを意識するということは、もし自分ではどうしようもないことが起きても、それをマイナスな体験として否定するのではなくて、

ただ起こったことを動じずに受け止めて、その流れの中で自分の望む方へ向かう行動をするということ。

つまり、出来事も人も、私が出会うものすべてをご縁として受け止めるということなのです。

私たちの人生というものは、自分の頭の中だけで思ったことだけで実現するのではなくて、もっと大きな流れの中で、いろんな外的な影響を受けながら目の前に現れていくようにされてます。

だから、私たちの計画どおりに人生が進むのではないのです。

でも、最終的には私たちの思う通りに実現されるものなのです。

車上から景色を眺める人

「自分のことがわかっていたところで、
 先のことはわからないものだ」
 (ウィリアム・シェイクスピア)

という言葉があります。

あなたが進むべき道は自分の頭で思い描いていたことだけではありませんし、今までの自分の経験のなかで考えていた未来がいちばん良いものとも限りません。

これからどうなるのか予想のできない流れのなかでは、自分の力、考え方、行動をもって臨むことで予想外の未来がやってきます。

そもそも人間は、計画とか目標という、頭の中で判断することよりも、もっと強い可能性を本来もっているもの。

だから、何かが起きた時には必ずその力が表されるのです。

その力について根拠はいりませんし、裏付けも必要ではないのです。

ただ自分の中にある力を信じることで、今この時からゆったりと構えることができるようになります。

その余裕を持つことが、人生の流れに身をまかせることにつながります。

それが、今を大切に生きることにもつながるのです。

「人生にはふたつの選択肢がある。
 その状況を受け入れるのか、
 状況を変えるための責任を受け入れるのか」
 (デニス・ウエイトリー)

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