私を表現する方法
私の内面の素晴らしさを外に向けて表現すること
あなたの素晴らしいところは、どんなところですか?
あなたの喜びはなんですか?
あなたの幸せはなんですか?
と聞かれた時に、私たちは自分の外側にある物や立場や状況を頭に思い浮かべます。
多くの人が、自分をポジティブにするものは自分の外側にあると思っていますが、
まずは今、ここに存在している自分自身を素晴らしいものとして、自分自信がこれから無限の喜びと幸せを生み出していけることもできる存在だと認識してください。
そして、今までどのような人生の流れの中でも、自分で行動をして、自分の力で生きてきたことも認めてください。
自己承認をすることから、自分の内面を深く見つめることや、ぶれない自分軸をもつことができるようになりますから。
自分の外側に注目していたり、そこに価値を求めている時は、どうしてもお金や立場などの持っているものや、人からの評価などが重要になります。
でも、それらは変化の早いもので一時的なものだから、いつまでも価値のあるものではないのです。
他者に褒められたり、避難されるたびに感情が大きく揺れてしまうのは、自分の外側の価値だけを重要視しているからかもしれません。
いろんな人がいます。
さまざまな価値観があって、いろいろな生き方がある時代です。
働き方についても、社員や派遣や、期間限定とかフリーターとか、自分の望む生き方に合わせたお仕事を選ことができる時代です。
そのような時代だからこそ、自分をしっかり見つめることや、自分を認めることがとても大切だと思うのです。
あなたの周りの人は、あなたとは違う価値観を持っていて、あなたとは違う生き方をしています。
その人から影響を受けることもできますし、あなたからその人に影響を与えていくこともできる。
受け入れることも与えることも、あなたの自由です。
それぞれが独立した存在として、関わり合っていく。
それが、ダイバーシティ(多様性)なのだろうと思うのです。
「根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることだ」
(ジョン・レノン)
という言葉があります。
私たち一人ひとりが、これから周りの人に影響を与えていくことをしようと思う時、そのアクションはとてもシンプルなもの。
想いを口に出してみること。
会いたい人に会いに行ってみること。
やりたいことをやってみること。
自分にやれるかどうかは、まずは考えなくていい。
周りに気を使うことも、空気を読んで遠慮をすることもしなくていいのです。
うまくいく結果があなたの目指すものではなくて、あなたのパッション(情熱)に従って行動することによる、あなたの心の充実こそがこれから目指すところです。
だから、もしあなたを否定する言葉に出会っても、それはあなたの存在自体を否定するものではないのです。
深いところの自分は誰もが違うのですから、人と違うことを恥ずかしいと思うこともないですし、隠す必要もないのです。
やさしさや思いやりは、心の中に持っているだけではなくて外に向けて表現していくことで、自分の意志としてはっきり認識できるようになります。
それが、本当に自分の「好きなこと」なのか、「嫌いなこと」なのかも分かるのです。
まずは、本当の自分の気持ちに正直になってみてください。
その上で、周りの人のことを思いやることのできるやさしさがあれば、嫌いなこともなくなっていくはずです。
型や前例にこだわらずに、心のままにやってみましょう。
あなたの素晴らしさをこの世界に表してください。
「まわりの人間が強く反対すればするほど、
その人の正しさが証明される」
(映画「天国から来たチャンピオン」より)
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