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バイオリンを弾く人

期待することも、されることもエネルギーの循環

私たちは普段、特別ではない日常のなかでも、責任を感じて生きています。

例えばお仕事や趣味は、間違えても他者の責任であったりします。

でも、自分の人生に満たされないことは自分の責任であることが多いのです。

そこに不安も表れたりもします。

忙しさから逃げたいと思った時や、責任の重さを感じた時、楽になりたいと思ったり、心が折れたりすることがあります。

今までを思い出せば、そのような場面に何回も出遭っていたことを思い出します。

自分一人では乗り越えられないような出来事の前で、自分を信じられなくなったり、自分を責めてしまったり、自分に言い訳をしてしまったりしたこともありました。

でも、どんなに自分で自分を低くしてしまっていても、どんなに自分のことを信じられなくなっていても、その困難を乗り越えることができた時もあります。

その時は、周りにいる人が私を高くしてくれたから。

そして、私のことを信じてくれたから。

その気持ちが私のエネルギーとなって、困難を乗り越えさせてくれたのです。

そのエネルギーを「期待」と呼ぶのでしょう。

周りの人が信じている私の可能性を、私も信じてみること。

その可能性から見えたものを現実にしたいと思うこと。

今までのあなたにとって前例がないことでも、これから創りだしていくのです。

今までのことについての批判や反省についても、深く追求しすぎる必要はありません。

逆に、過去ばかりを見るのではなくて、未来に可能性を見るほうがいい。

そうして自分を信じることは、自分で自分に期待をすることです。

「私には出来ない」「私には無理」

そういった言葉がすべて「出来る」に変わっていく。

自分を惨めに思えたり、悔しかったり、

そのような折れそうな心が真っ直ぐな心に変わっていく。

一人では立ち向かえない困難に出遭ったら、周りを見渡してください。

あなたを信じてきれる人がいます。

そして、ずっと見方でいてくれる人もいます。

社会的な価値ではなく、あなたの存在の価値を、あなたの命の価値を知っている人がいます。

あなたが生きているだけで幸せをもらっている人がいます。

誰かがあなたを必要としてくれていますから。

それを忘れないでください。

そして、あなたの周りに心が折れそうな人がいたら、今度はあなたがその人のことを信じてあげて、その気持ちを力にして伝えてあげてください。

誰かが自分を必要としてくれると、私たちはその期待に答えたくなって、気持ちも強くなります。

本当はもっと楽な道もあったかもしれませんし、もっと簡単な方法もあったのかもしれません。

でも、複雑にとらえることはないのです。

できない理由もいりませんし、最期まで続けられないのかもしれませんが、とりあえずやってみることです。

あなたの成長を信じている人がいて、その期待されている姿に、あなたは成りたいと思うだけです。

その気持ちが、あなたにまず一歩を踏み出させてくれますから。

そして、いつか、視野が狭かった自分のことを誰かに話せるときが来ます。

昔の知られたくない自分の話をできるようになる時は、あなたが昔の自分に折り合いをつけることができた時であって、

失敗が失敗ではなくなって、欠点と思っていたことが欠点ではなかったことにも気づいて、あなたが誰かの期待に答えて成長できた時なのでしょう。

あなたの基準は、あなたの経験だけから導き出されるものではなくて、周りの人から求められるものであってもいい。

私が自分自身を意識する視点と、周りの人が私を意識する視点。

どちらも大切にしていきたいですね。

期待をすることも、されることも、どちらも力となりますから。

「幼稚園の頃、覚えてる?
 会ったばかりの相手でも、
 十秒もしたら親友みたいになって
 一緒に遊んでたでしょ。
 あの頃は、自分を飾る必要がなかったからなんだよね」
 (映画「ハイスクール・ミュージカル」より)

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