時間の創り方
時間は自分で創り出すもの
最近は、どんなことにも時短ということが重要になっているみたいです。
それは、時間を短縮することで、自由な時間と心にゆとりを手に入れる目的のもの。
でも、もしお仕事の時短ができたとしても、本当のゆとりが実現するのかどうかはわからないのです。
私たちが時間に余裕がないのは、働きすぎや、休みが少ないということだけではなく、時間の使い方に原因があるからです。
時間の流れの速さの感じ方は、人それぞれです。
忙しくすごす人には短く感じられるのですし、穏やかにすごす人にはゆっくりに長く感じられるはずですから。
どちらかといえば、私は人生は短くはないと思うのです。
本当は、与えられている時間の多くを私たちがうまく使えていないこともあるはずですから、
長い人生を自分で短くしていることもかもしれません。
私たちは、忙しいことが充実だと思いこんでいることもありますから、
その意識のまま、時短を行う状況になっても、心に本当のゆとりが生まれるかは分からないのです。
ですから、時間をうまく使うことができれば、自分の理想に少しでも近づくこともできると思うのです。
私たちが進むべき道を知って、ブレることのない信念を持って進む時、人生は長く感じます。
道が見えずに、不満を抱えて揺れているときには、人生は短く感じます。
同じ長さの時間を生きているようでも、異なる時間軸にいるような感覚。
私たちが生きている実感を味わいながら生きている時間を、人生と呼ぶのかもしれません。
時間は誰にでも同じように、与えられているもの。
たくさん余っているものではなくて、限りのあるものであることは、誰にも同じ条件です。
だから、自分だけが時間がないのではないのです。
大切なことは、その限られた時間をどう使って、心にゆとりを生んでいくか。
日々、お仕事がはかどることや、効率の良いことを考えることも、時間をうまく使っていることですが、好きなことをする時間も、ゆっくりぼんやりとすごすことも時間を有効に使っていることです。
とりあえず、時間は気にせずにやりたいことを始めてみること。
時間があれば、したいことやチャレンジもできると思うこともありますが、本当は、やりたいことがはっきりすれば、それをする時間はどんどん生まれてくる。
あなたの情熱が時間を創るのです。
時間もそうですが、人生についても、こうしさないと示されているものはありません。
こうしたらどうかな。
こんなこともできる。
という考え方から、予想できなかった最善の道が見えてくるものですから。
「時間を自分のものにしてしまえば、
多くの人が、一年でできることを過大評価していること、
そして、十年でできることを過小評価していることがわかるだろう」
(アンソニー・ロビンズ)
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