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山頂からの景色を見る人

自分に向き合うために必要な課題や困難

誰もがこの世界にやって来る時、ひとり一人に与えられているものがあると言われています。

それは、今までの自由な生き方から反動のようにして与えられたもののように思われるかもしれませんが、

もともとは、乗り越えるべき課題のようなものであって、「カルマ」や「業」と呼ばれるもの。

そのようなスピリチュアル的なとらえ方はできない方もいらっしゃるかもしれませんが、

今まで人生で出遭ってきた困難を思い出す時、何かしらの共通点が見つかるはずです。

そうして、うっすらと見えてくる共通点が、自分の課題に気づかせてくれます。

課題も、その言葉さえも避けたい気持ちは分かります。

できることなら、穏やかに波の立たない生き方をしたい。

自分の都合のいいタイミングで、いろいろなものが与えられる人生であってほしい。

でも、人生の課題に向き合う時、あなたに自信が与えられます。

自分で自分の人生を創り出すことを経験するから、振る舞いも堂々とした態度になっていく。

そこに、生きていることの充実感も感じられるはず。

生きる喜びもあるはずなのです。

そう思えば、どんなこともしっかり受け止めて生きる人生や、困難の多い人生は最期に残るものが多いのかもしれません。

人生が輝きだす時は、与えられた課題を受け入れる時、自分の宿命を受け入れる時なのでしょうから。

この世界にいる80億人の人間の中で、一人のオリジナルの自分に気づくことも、その時なのです。

自分の宿命を受け入れようとする時に、自分の中に「主体性」が生まれます。

今まで他人軸であった自分の人生を、自分軸で生きようとするからです。

いろんなことから逃げずに、人まかせにせずに、自分で背負うようになるから、自分の存在を確かなものに感じられるようになる。

そこで、「自分」というものを強く意識できるようになるはずです。

「時に、バラバラに壊れてしまうこともあるかもしれません。
 でもそのおかげで、それ以上に良いことが訪れるんです」
(マリリン・モンロー)

という言葉があります。

それは、生きている実感でもあるのです。

宿命と向き合う時、その日一日はあなたをネガティブにさせるかもしれません。

でも、長いスパンで見れば、ポジティブな人生となるのです。

その時、あなたの人生に何か大きなテーマが生まれるから、あなたの中に自信も生まれて、人としての広い器も身につけるはずです。

だから、自分が今背負っているものに対して、どう理解するのかが大切なこと。

それを理解することが出来れば、本当は損得では測ることの出来ないものだと分かります。

今は損をすることが、後々に自分に善いことになることも分かるのです。

あなた自身だけではなく、あなたの背負っているものまでのすべてを自分の価値として生きるような、自信に満ち溢れる生き方もできるはず。

そう思えれば、課題も宿命も、あなたの生きがいになるはずです。

「被害者ではなく、人生のヒロインでありなさい」
(ノーラ・エフロン)

という言葉があります。

生きがいを持てば、自分の中に志というブレない軸が出来上がります。

それは、その場その場を楽にすることでうまくいったと思うことではなく、その時にできることをできる限りやるという意識。

その生き方が、いつか人生を振り返った時に後悔を思わせない安心感を、いつもあなたに与えてくれます。

だから、年齢を重ねるごとに生きることが楽しくなってくる。

いつも自分が生きている証拠を持っているからです。

そのような人から、言葉や表情を通して、品格のようなものを感じる時があります。

自分の意識が自分を創るのです。

課題や困難に向き合う時、あなたがあなたを新しく創るのです。

「ひとり一人に天の使命があり、その天命を楽しんで生きること」
(渋沢栄一)

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