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夕日を眺める人

すべてを私の「大事なこと」にする

ヒーリングのセッションでお会いする方とお話をさせていただくなかで、お仕事についてたくさんお話をさせていただいています。

「職業はわたしたちの生活の背骨になる」(ニーチェ)という言葉が説かれているように、

私たちは、どんなお仕事をしているかで、その人がどのような人なのかをイメージすることをしたりしますし、

自分がどんな心でお仕事してきたかという姿勢が、自分の人間観を創ってきた部分もあります。

誰もが何らかのお仕事をしていますから、人とお仕事を切り離すことはできないものなのでしょう。

だから、私たちの人生にお仕事は大きく関わっているもの。

自分の人生の理想と今のお仕事が合っていないと思う時に、ふとこのままでいいのかなと思うこともあるんです。

海岸を散歩する人

お仕事について、それは修行だととらえる人もいれば、自分を成長させるものととらえる人もいれば、自分の時間と心を奪うものととらえる人もいます。

そのどれもが、そうとらえる人にとっての答えになるのですが、でも本当はお仕事だけではなくて、本当は日常生活のすべてが修行であって、自分を成長させるものであって、自分の時間と心を注ぎ込む価値のあるものだと思うんです。

生きている一瞬一瞬が私の人生ですから。

だから、どんなことについても、知ろうとする前から大事なこととそうではないものを分けてしまわないこと。

どのようなことも、どのような状況も一度受け入れてみるんです。

そうやって、善いことも悪いことも受け入れることができるようになれば、どのようなことも自分にとっての「大事なこと」になるんです。

(どのようなことも私の大事なこととして受け止めてみることについて、以前にもこちらの「すべては善いもの」のなかでお話しをさせていただきましたね)

公園で休憩をする人

「逆境もよし、順境もよし、
 要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」
(松下幸之助)

という言葉があります。

素直に生きていれば、もう善い環境も悪い環境も関係なくなって、どのような所も私が一生懸命に生きる場所になるということなのでしょう。

だから、今あなたがどのような場所にいるとしても、その環境があなたのこれからの生き方を決定するのではないんです。

今あなたがどのようなお仕事をしているとしても、同じように、それはあなたの生き方を決めるものではないんです。

大切なことは、あなたの想い。

あなたの想いが、あなたの生き方を創っていくから、環境はどのようにもなるんです。

先入観や思い込みで選択をして行動をしたがる心を抑えて、いろいろとネガティブな意見を表したがる思考を忘れて、ただ今、目の前のことに夢中になること。

それが、素直になること。

今、この瞬間の自分に素直であってください。

「心の中で素晴らしい考えを育てるのだ。
 なぜなら、自分が考えている以上に
 素晴らしい人間にはなれないのだから」
 (ベンジャミン・デいズレーズ)

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