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車から景色を見る人

先日、ヒーリングを受けにこられた方と、話が弾んで、夜遅くまで楽しい時間をすごさせていただきました。

〇〇さん、〇〇さん、来てくださってありがとうございました。

「一燈を提げて闇夜を行く。闇夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め」(佐藤一斎)という言葉があります。

生きる上で、心のよりどころを探すのではなく、ただ提灯(ちょうちん)を一つさげ、それに頼っていれば、人生の闇夜を恐れたり嘆いたりすることはない、という意味です。

その提灯とは、悩んでいる時に励ましてくれた仲間、導いてくれた師匠、希望を与えてくれた言葉、そして自分の志。

どんな闇の中でも、歩くべき道を明るく照らしてくれる存在がいます。

自分にとってのその存在が、誰・何なのかに気づいたら、信じて、明るい方へ進んでいくだけです。

もともと人生に道というものはなくて、あいまいな日常のなかで、未来に希望をもって理想や目標を見たときに、道が現れます。

人生には形もなく、生きることも絶え間なく変化を続けて成形していくものだからです。

朝日に照らされる人

自分は本当にこれでいいのか、今の自分の在り方に強い不安を持っていたり、自分自身を信じきれずにいることもあります。

でも、誰もが、その人にしかできないことをもっています。

自分自身の能力に気いて、本質を見抜く時、その本質とは、特別なものの中にあるのではなく、日常生活のなかにあるものだと気づきます。

だから、その日常をしっかりやりきること。

今やるべきことをひたむきに行い、ただひたすらに、目立ちもせず、一途に専念してそれを継続すること。

私は、たくさんの困難に出会いましたが、困難に出会うたびに、折れそうになる心を、救ってくれる存在がいつもそばにいてくれました。

これからも、いろんなことが待ちかまえていることはわかっていますが、どんな道でも迷うことを苦にしない。

不安を先取りしない。
絶対に。

海から昇る太陽を見る人

苦しみは、自分で生きようとする人にとっての、生きることを促進する恵み。

その苦しみを越えたときに、風景が変わり、ものの見方が変わり、自分自身がすっかり変わっています。

つまり、「成長」しているのです。

怖れは、人が創りだしたものです。

それは、人間が創りだした意識なので、克服するには、この世界でそれに直面すること。

取り除くのも、人間の意識のなかでなされるものなのです。

自分はなぜ生まれてきたのか、なぜ生きているのか、そこまで立ち返って考えて行動すれば、抜けられない迷いや悩みはありません。

自分という存在、そのものの答えを知りたくて、今、生きていること。

それが、人生の深さに触れるということ。

「あなたにはいろんな悩みがあるでしょう。
 悲しみや苦しみもあるでしょう。
 でも、あなたが苦しんでいる以上に、
 あなたを愛している人は苦しくつらいのです。
 神様はいつも、あなたのことを
 見守ってくれていますよ」(マザー・テレサ)

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