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祈りを捧げる人

「変化」が「希望」を生んでいくということ。

昨年に、ヒーリングで出店を予定していたイベントが、今年になって全て中止になりました。

今年はさらなる「変化」を求められている、そんな気がします。

私たちはいつも、現在の延長で物事を考えるくせがあります。

これからどうなるかということを考える時も、現状がさらに発展していくという前提で考えてしまう。

でも、実際は今の動きから突然変化したり、変化をくりかえしていくもの。

今日と同じように、明日という日が間違いなくやってくるという考えや、思い込みを外すことが、今日を大切に生きることにつながります。

そして、今日を大切に生きれば、明日も大切に生きようと思うものです。

今まで、どんどん足していく生き方を成長ととらえていましたが、この機会に、欲を離れた心のやすらぎを体現するのもいいのではないでしょうか。

心は、欲や争う気持ちを起こしますが、心のやすらぎとはお金に代替されないので、求めようと思えば誰でも求められるものです。

今、たくさんの迷いや悩みに遭遇していますが、それらがなければ、本当の自分に目覚めることもありません。

便利さが身に付くと、それがない生活が考えられなくなり、捨てようと思っても捨てきれない、あさましい自分に気づきます。

でも、迷いや悩みのなかで、自分自身を見つめることで、心のやすらぎを得るのだと思います。

すべてゆるされて、包まれている感覚になれた時、自分が今しなければならないことが、強要されているものとしてではなく、自然な成り行きの一つとして明らかにされます。

夢の実現を追いかけている間にも、いつのまにか人生に迷い、己に迷って生きていることがあります。

もともと人生に道というものはなくて、あいまいな日常のなかで、未来に希望をもって理想や目標を見たときに、道が現れるのです。

今は、ものを追うのではなく、見失った自分の心を探す期間なのかもしれません。

見えているもの、感じているものは、すべて自分の心とつながって、そのように在るだけ。

自分の心の在り方が、さまざまな偏りを自分の目に見せているのです。

自分を妄想で縛らないこと。
自分をありのままに見ること。

変わるということは、負けたということではありません。

ただ、通過点を変えるだけ。

これからどんな状況になったとしても、真剣に生きても深刻には生きない。

苦難が忍耐を養い、忍耐は強靭な人格を生み出し、ちょっとのことでは動じない強さを生み出すのです。

その強さこそが、「希望」を生み出すと信じています。

私も変化を嘆かず、前向きな一日を、今日も楽しんですごします。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。
 神は真実な方です。
 あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」
 (コリントの信徒への手紙10章13節)

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