「これでよかったんだ」と思える目的地を目指すこと

先日、福岡県北九州市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、「人生の通過点」ということについてお話をさせていただきました。

順調だったお仕事や、パートナーさんとの関係が、突然思わぬ方向に向かう時、

「あんなにうまくいっていたのに、なぜなんだろう」と思うと、なにか自分が否定されたような気がして立ち直れなかったりします。

自分の人生が真っ暗に思えて、将来に希望が持てなくなる気持ちもわかります。

でも、いつの時も希望を捨ててはいけないんです。

今のその苦しみは、あとで必ず役に立つ「恵み」となるものですから。

私たちは、何かを得ることや学ぶことで、自分という存在を大きくしていきます。

でも、何かを失うことで、自分という人間を深くすることもできるんです。

手放して丸裸になることで、はじめて分かることや思い出せる「大切なこと」があるんです。

ですから、今はどんなに悲しくても苦しくても、一歩を踏み出していきましょう。

今までと同じことをなぞる必要はないんです。

新しい人生の道が用意されたと思って、新しい経験を積んでいけばいいんです。

新しい場所で、新しい出会いを楽しみながら。

そのなかで、今まで知らなかった自分の特技や才能を見つけられるかもしれません。

今はマイナスに見えることも、将来はプラスに転じることもあります。

あなたの外側で起こるマイナスな出来事は、あなたの内面を豊かにしてくれるものでもあるから。

悩んで苦しんだことも、嬉しくて喜んだことも、あなたが経験することには何ひとつ無駄なことはないんです。

（すべての経験に無駄なものはないということについて、以前にもこちらの「人生のすべては「良い経験」」のなかでお話をさせていただきましたね）

目の前のことにとらわれていると、考え方や世界観も狭くなってしまうもの。

そして、自分の心にも「ゆとり」をなくしてしまうものです。

生きているといろんなことを経験しますけど、最終的に一人ひとりが「これでよかったんだ」と思える目的地に到達できればいいんです。

だから、今はまだ人生の通過点なんです。

まだまだこれから何が起こるのかもわかりません。

希望を持って、あなたの目指すところへ進んでいきましょう。

「この宇宙のなかには、ただ一ヶ所だけ
　修繕のきくところがある。
　それはあなた自身だ」
　（オルダス・ハクスリー）