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海岸を散歩する二人

思い込みを外して見えてくる、自分らしい生き方

最近は、ありのままであることや、自分らしくあることを求める方が多くなってきて、働き方や生き方にも自由度が高くなってきているように思えます。

それは、以前よりも多様性が認められてきて、ひとり一人の生き方や考え方や在り方が尊重される、個の時代になってきているからなのでしょう。

とても素敵なことだと思います。

でも、それと同じくらい、将来の自分の生き方に自分らしさを感じられないことの劣等感を感じている方も増えてきました。

本当の意味で自分らしく、ありのままに生きるとは、自分にとってのマイナスな状態も前向きに肯定できること。

それはつまり、気分の落ち込みからの立て直しが早くなることだったり、ネガティブな気持ちを軽やかに切り替えることだったり、感情に振り回されないこと。

そして、誰かと比べたり、世間一般の価値観に合わせるのではなく、自分の好きなところも、そうではないところも、どちらもそのままに受け入れること。

自分にとっての都合のいい部分だけを、ありのままというのではないのです。

人生のプラスとマイナス、ポジティブとネガティブの両方の側面を受け入れていく生き方が、自分らしい、ありのままの生き方なのです。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
(江副浩正 リクルート創業者)
という言葉があります。

ただ機会を待つという受け身の姿勢ではなく、今できることを見つけて、自分から変化を起こしていくという能動的な姿勢。

その意識があなたの本来の自分を引き出してくれます。

そしてその先で、どのような言葉にも動じず、どのようなつまづきにもくじけない自分を手に入れる時、本当の自分の進むべき人生の道について本気で取り組むことができるになるのでしょう。

行動の範囲を狭くしてしまえば、意欲のない人になりがちです。

行動をしていれば、ワクワクがどんどん湧いてきます。

だから、どのようなことでも、やる前から自分にとって利益があるかどうかであきらめずに、とりあえずやってみることが大切なのです。

何かを実際にやる前から避けることは、この世界と自分を分離させるようなこと。

それは、あなたの世界とこの世界を分けていることでもありますから、なにか自分の存在が寂しいような、可能性を自ら狭くしているような感覚にもなります。

自分の行動によって、意欲をもってこの世界に臨む人は、自分の存在の可能性をどんどん広げて、この世界に自分を表していきます。

自分からこの世界を受け入れれば、世界が自分を受け入れたような感覚にもなります。

そうすれば、世界はまた違って見えてくるもの。

そして、それがまた新しい世界を見ることにつながっていくのです。

私たちは、自分自身に対して、自分はこういう人だとか、こうあるべきだという「性格」についても思い込みを持っています。

その思い込みは強いものですから、その性格が自分の本当の姿であるように思っています。

でもそれが、自分らしさではないと気づく時、自分という存在は、想像を超えていくらでも変えていくことができると理解できるのです。

そして、その思い込みが外れたら、今まで気づかなかったあなたの本当の力を見つけて、それをポジティブにとらえてください。

目の前のどのような出来事だけではなく、あなたの内面からわいてくる様々な感情や感性についても、ポジティブな意味付けをして、今まで自分の気づかなかった力として認めてください。

体調を崩すからこそ、小さな親切に気づくことができます。

人のことを気にするからこそ、気づかいや配慮ができます。

自分のことを大切にできれば、周りの人のことも大切にできます。

そうやって見つけた力が、あなたの自分らしさなのです。

「たとえ100人の専門家が、
『あなたには才能がない』と言ったとしても、
 その人たち全員が、間違っているかもしれないでしょう」
 (マリリン・モンロー)

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