失敗を学びにする視点
あなたが出会うことはすべて、意味があるということ
先日、福岡県福岡市からスピリチュアルカウンセリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と「失敗を学びにする視点」についてお話をさせていただきました。
今日はすべてがうまくいった一日だったと思う日もあれば、いやな一日だったなあと思う日もあります。
今日という一日は今日しかないように、私たちは毎日、なにかしら昨日とは違う結果を受け取りながら生きています。
今日一日の自分を顧みる時、私たちは自分のことをほめるよりも反省するような目で振り返りますから、うまくいったことより、失敗したなあと思うことが多いんだと思います。
でも、そのうまくいかなかったことは後悔をもって見るのではなくて、どんどんブラッシュアップしていこうとする「改善」の視点で見てほしいんです。
過去のことはどんなことでも、どんなに悔やんでもやり直しがきかないもので、過去の自分もコントロールすることはできないものだから。
今この時、目の前にあることに精一杯に取り組んで、その時その時の「最善」なことができればいいんです。
そうやって「今」が「過去」になっていくのなら、私たちの人生には失敗というものはなくなるはずなんです。
(私たちの人生の成功と失敗について、以前にもこちらの「成功と失敗」のなかでお話をさせていただきましたね)
「傷を知恵に変えなさい」
(オプラ・ウィンフリー)
という言葉があります。
物事の結果がどのようなものであっても、そこに価値を見つけることができれば学びにすることができるんです。
一方向からみれば失敗に見えることも、いろんな方向から見てみれば、それは自分の価値になっていたりするものですから。
うまくいったことも、うまくいかなかったことも、どちらも自分の進化や成長のために受け入れてみること。
もし、これが失敗だというものがあるとするなら、それはうまくいかなかったことから学びを得ようとしなかったことかもしれません。
人生に喜びを増やしていくことは、難しいことではないんです。
どんな出来事が起こったとしても、あなたがそれをどう受け取るかでその出来事の意味を変えられるから。
その視点があれば、いつでも今ここから新しい何かが始まります。
あなたが出会うことは、どんなことでも価値があると信じて、いろんなことに触れてみてください。
あなたの人生は、あなたの心が進む方向が決めて、あなたの身体をつかった経験によって創られていくものですから。
「元気を出しなさい。
今日の失敗ではなく、明日訪れるかもしれない成功について考えるのです」
(ヘレン・ケラー)
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