自分らしさを表すこと
周りと違っている自分でいい
先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と「自分らしさを表すこと」についてお話をさせていただきました。
私たちは、本来一人ひとり、自分だけのオリジナルなものの見方や考え方をすることができます。
つまり、オリジナルな価値観を持っているんです。
たとえばそれは、お金の使い方や働き方について、自分と他の人の間に分かりやすい違いがあるようにです。
そう考えると、自分と価値観が違う人と関わることは、とても難しいと感じたりもしますけど、
そう感じてしまうのは、相手の価値観に合わせようとするのが苦しいことだと思っているからだと思うんです。
私たちは、自分の言いたいことを控えることや、「いい人」に見られようとすることを、社交性の高さだと思い込んでいる時があります。
でも、それは自分ではない自分になって、人と接していることもありますから、苦しい時もありますし、なにか違和感を感じることもあるはずです。
そして、相手が自分のことを好きになってくれたとしても、相手に合わせている自分を好きになってくれているのなら、
その関わりの中であなたらしさを表現していくことに、積極的にはなれないかもしれないんです。
(いろんな関わりの中で自分らしさを表すことについて、以前にもこちらの「自分らしさを見つける」のなかでお話をさせていただきましたね)

「露」という言葉の教えが禅にあります。
どこにも包み隠すところがなくて、すべてが露(あらわ)になっているという意味の言葉です。
それは、「ありのままの自分でいること」とか、「素の自分でいること」ということなのでしょう。
人間関係は、複雑ですべてを把握することはできませんから、いつどんな時も本来の自分のままでいることは難しいと思います。
でも、そこから離れすぎないこと。
心のどこかで、本当の自分を意識しておくことを忘れないでください。
あなたの思っていることを表現しようとする時は、あなたのものの見方や考え方を素直に伝えていいんです。
相手の意見についても否定することもせず、何かと比較することもせず、一度受け止めて、その上であなたは自分の意見を伝えたらいいんです。
私たちは誰もが心の深いところでは、自分のことを理解してもらえたらえたら嬉しいと感じるんです。
そして、自分のことを理解してくれた人に反感や敵意を持ちにくくなるんです。
相手のことも理解したいと思うようになるんです。
その時に、自分と相手は違うということをお互いに知りながら理解し合える関係も生まれるはず。
ありのままの自分を表しながら、つながりを深めていくこともできるはずなんです。
あなたの理想の人間関係は、「周りと違っている自分」を相手の中と自分の中に見つけることから、豊かに広がっていくのですから。
「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、
自分らしくあり続けること。
それがもっとも素晴らしい偉業である。」
(ラルフ・ワルド・エマーソン)
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