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朝日に照らされる人

あなたにしかできないことを恐れずに表現すること

先日、ヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった福岡市の方と、「ポジティブに心配すること」についてお話しをさせていただきました。

どんなことも深く心配せずに、おおらかでさっぱりとした人は「大きく」見られたり、

ものごとを細かく心配する人は「小さく」見られたりするものかもしれません。

心配をしすぎることは、いろんなことへ挑戦する一歩を止めてしまうことがありますが、

それは細かい心配りができる性質を持っていることでもありますから、心配をできることは、私たちの弱みにはならないもの。

逆に、思慮深さを与えてくれるから、強みになるものなんです。

でも、大切なことは、その心配をどこに向けるかということ。

嫌われるかもしれないとか、悪口を言われるかもしれないとか、心配のほこ先を自分自身に向けているのなら、それは自分の価値を自分で下げてしまうことになるんです。

たとえば、すぎてしまった過去についてや、他者が私をどう思うかについても、それは完全に自分の力だけでコントロールできるものではありませんから、どこまでも深く追求してしまうんです。

でも、その心配がお仕事の目標達成のためや、周りの人への配慮として表されるのなら、それはとてもポジティブなものになるはずです。

心配とは、今日の自分をブラッシュアップして明日の自分につなげるもの。

ちょっとした気づかいをして、周りの人を喜ばせることをさせたりしてくれるものですから。

(湧き上がってくる心配を、自分を高めることにつなげること。そのことについて、以前にもこちらの「心配を消去する方法」のなかでお話しをさせていただきましたね)

山頂から太陽を見る人

私たちがつい心配をしてしまうのは、その奥に「思う通りになってほしい」という気持ちがあるから。

ですから、心配を少なくするためには「どうなっても大丈夫」と思い込むことなんです。

「放下著」(禅語)という言葉があります。

こだわりは全部捨ててしまいなさい、という意味の言葉です。

これはわかっていてもなかなかできないことかもしれません。

でも、この一つの意識をもってみてください。

それは、自分と違うものを受け入れてみること。

あなたのすることが、周りの人とは違っていてもいいんです。

あなたに否定的な意見をもっている人がいてもいいんです。

あなたの過去にどんなことがあったとしても、今のあなたには関係ないんです。

今、ここにいるあなたはあなたの人生を生きていますから、その生き方は誰と比べて「良い」とか「悪い」という評価はできないもの。

あなたにしかできないことがあります。

その表現が、誰かへの「心配」という形で表されるのなら、それでいいと思うんです。

「そのときが誠実で
 一生懸命だったらそれでいい。
 あしたを生きましょう」
 (森光子)

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