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山頂から見渡す人

自分自身を認めること、肯定すること

先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた方と、「自己肯定感を上げること」についてお話をさせていただきました。

自己肯定とは、自分のしていることや自分の存在そのものを認めること。

自分の在り方に意識を向ける時や、今の自分を変えていこうとする時に、とても大切な原動力になるものなんです。

自己肯定感を高めることや低くすることには、今までの自分の体験してきたことが影響を与えています。

それは、成功したことや失敗したことだけが、そのままのポジティブ・ネガティブという形で影響を与えるのではなくて、

いろんな出来事に対して、その時どう向き合ってきたかということ。

誰にも、うまくいったこととうまくいかなかったことがあります。

うまくいかなかったことが続いていれば、自信をなくしてしまうこともあります。

でも、逃げ出したくなるような現状が目の前にあっても、自分自身と自分の人生からは目をそむけないこと。

どんな状況にもちゃんと向き合うこと、そしてどんな時の自分にも同じように向き合うこと、自分の人生から眼をそらさない態度が、私たちの自己肯定感を上げてくれるんです。

(自己肯定感を高めることについて、以前にもこちらの「自己肯定感の高め方」の中で、サロンオーナーさんがお話をされてくれましたね)

夕日を見つめる人

「主はみずからあなたに先立って行き、またあなたと共におり、
 あなたを見放さず、見捨てられないであろう。
 恐れてはならない、おののいてはならない」
 (旧約聖書 申命記 31章8節)

という言葉があります。

私たちは、困難のなかにある時、つい「どうせ自分なんか・・・」という言葉を思い浮かべてしまいます。

でも、それは今だけの一時的な状況だけを見て、「何をやってもダメなんだ」という、自分を全否定してしまう言葉なんです。

その言葉をこのように変えて自分に与えてください。

「こんな自分でも・・・」

ちょっとだけ言葉を変えるだけで、自分をゆるすことができます。

自分を好きになることもできるんです。

今はダメでもいいんです。

心が折れることもあったり、自分を疑うこともあったり、自信をなくすこともあります。

でも、いつか必ずこの状況も自分自身も変わるんです。

つらい時は「今」だけを見ずに、「これから」を見てみましょう。

人生の素晴らしいと思うところは、いつからでも取り戻すことができること。

いつからでも善くすることができること。

それは、まず自分のことを好きになることから始まるんです。

「今日は“自分”を優先的に選んでもいい」
 (クララ・レイ)

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