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夕日を見る人

幸せとは、「なるもの」よりも「在るもの」

先日、八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「幸せを感じること」についてお話をさせていただきました。

「人は常に幸福を求めるが、常に幸福に気づかない」
(ジャン=ジャック・ルソー)
という言葉があります。

今、幸せを感じている人は、自分が幸せでいることが当たり前だから、幸福について考えることはないかもしれません。

でも反対に、今、自分のことを幸せではないと思っている人は、幸福について一生懸命に考えるのだろうと思うんです。

現代はいろんな愛のかたちがあって、固定観念や常識にとらわれないライフスタイルもたくさん見られる時代ですから、

個人の幸せについても、他者からはっきりと言うことができないですし、押し付けることもできない価値観の時代です。

それは、周りの人がどう思おうとも、本人が幸せであるのならそれでいいという時代。

でも、そういう時代にあるからこそ、私自身の幸せについてどう考えるかということが大切だと思うんです。

(自分の幸せの形について考えることについて、以前にもこちらの「幸せは感じるもの」の中でお話しをさせていただきましたね)

夜空を見上げる友達

「辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である」
 (星野富弘)
という言葉があります。

人間はまったく知らないことを心から強く求めることはしないと言われます。

それは、幸せについてもそうなのかもしれません。

私たちは、幸せについてまったく知らないわけでもなくて、全てを知っているわけでもありませんから。

もし、今あなたが自分のことを幸せではないと思っているのなら、それは、あなたは本当の幸せがどういうものなのかを知っているからなんです。

今のあなたの幸せと、理想のあなたの幸せのギャップに悩むことはありません。

今のあなたからたどっていく幸せの形は、数えきれないぐらいの可能性によってどのようにもなるのですから。

ですから、あなたは今はまだ幸せではないとしても、これからたどり着く所までの道のりを「幸福感」を持って進んでいけばいいんです。

海岸を散歩する人

誰かにとっては幸福であることも、あなたにとってはそう思えないこともあります。

幸福とは、その人だけにあてはまる「オリジナルなもの」ですから。

だから、あなたの幸福は成功することや経験することで感じられるものではなかったりするかもしれませんし、

失敗することや経験しなかったことで感じられなくなるものでもないんです。

本当の幸せは「なるもの」ではなくて、そう「在るもの」なのですから。

「何もなくても幸せというのが、一番いいなと思います。
 朝、目が目覚めて、ああ今日も生きていてありがたいな、
 幸せだなと感じられると、自分は大丈夫だなって思える」
 (松雪泰子)

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