お仕事のストレス
どんなものの中にも楽しみを見つけること
お仕事をしていれば、自分が想像している以上の困難に出会うこともあります。
でも、その困難を乗り越える時に、想像を遥かに超えた達成感を感じさせてくれるのがお仕事の魅力でもあります。
今の自分の力以上の問題に出会うこともありますが、それをクリアすることで自分が高められていくことになる。
だから、私たちは忙しくお仕事をしているのでしょう。
その忙しさがストレスになる時は、何のためにこんなに忙しいのかがわからない時や、自分の時間を犠牲にしているような気がする時や、一生懸命に取り組んでいるのに成果が出ていない時だと思います。
でも、具体的な目標をしっかり見てお仕事に取り組む時や、自分の好きなことに夢中になっている時には、忙しいことは気になりませんし、
成果が出れば忙しい思いをした記憶も充実していた記憶に変わるもの。
私たちは、報酬や地位や達成したい目標などを意識する時に、お仕事に対してのモチベーションを高く持つことができます。
その時に、忙しいことをつらく感じなくなったりもするのです。
忙しいことをストレスにしないためには、心のどこかで自分の考え方を変えることや、自分を納得させることが大切なのでしょう。
(ものごとをどう見るかでストレスを感じないようにすることについて、以前にもこちらの「ストレスフリーな生き方」の中でもお話をさせていただきましたね)
どんなことでも、いやいやな気持ちでしていればストレスになります。
だから、どんなことにも自分を中心にとらえた理由を見つけてみること。
それは、しょうがないと悲観的に思うのでもなく、やりがいを見つけることにとらわれるのでもなく、お仕事のなかに楽しみを見つけようとすること。
どんな出来事も自分がさらに成長するための修行だととらえてみることでもいいですし、何もしなくても過ぎていくことに自分なりの意見を持つことでもいいのです。
自分のお仕事そのものが楽しいという感覚を持てることは大切なこと。
いやな事でもがんばってやることもいいですが、どんな局面も楽しんでいく楽観的な姿勢はストレスを感じにくくさせてくれます。
どうあってもお仕事はやっていくものなら、明るく楽しく取り組みたいと思い切ってもいいのではないでしょうか。
そして、あなたの中で、今のお仕事をする目的は何なのかをもう一度考えてみること。
必ずしも、お仕事に使命感や強い正義感を持って臨んでいなくてもいいのです。
それは家族の生活を豊かにするためでもいいですし、個人で新しいことに挑戦するための資金を集めるためでもいいのです。
お仕事をする目的は人それぞれですから。
何のために私はこのお仕事をしているのか。
それをちゃんと知っていれば、忙しいこともストレスではなくなるのです。
「行き詰まるのは重荷を背負っているからではないわ。
背負い方がいけないだけなの」
(レナ・ホーン)
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