前向きに生きる
過去にとらわれず、これからを豊かにする生き方
昔のことを思い出す時、満足や納得の気持ちで振り返ることができますか?
それとも、後悔や不足の気持ちをもって振り返りますか?
私たちは、過去に戻ることもできないし、過去に起こった出来事を変えることもできません。
過去の経験は、とらわれるものではなく、
これから誰かを励ましたりするための、
自分自身の貴重な体験となるための、
これからを前向きに生きるための力となるものなのでしょう。
だから、これからもどのようなことがあっても、事実はそのまま受け入れたいと思うのです。
その状況で、日々生活することが私たちにとっての試練でもあるからです。
毎日同じことを続けていくことは、一見すると、面白くないように思えるかもしれません。
でも、「継続は力なり」と言われるように、力とは繰り返すことであって、集中することですから。
あなたの夢や目標を現実にするためには、小さなことを積み重ねていくことです。
「すべての人が進むべき道を知っているが、
わずかな人だけがその道を歩く」(達磨)
という言葉があります。
私たちは、本を読んだり、誰かと会話をすることで新しい価値観を得たり、学びを得たりします。
そしてこれから何か新しいことを始めようとする時、実行をするケースは少ないはずです。
この言葉のとおり、誰もが人として進むべき道やどう生きるのがいいのかを、だいたい分かっているのですが、でも、その道を歩くのはわずかな人だけ。
でも、道が分かっていて、自分の胸のなかに志が見えているのなら、いつでも遅すぎることはないのです。
大切なことは、行動を起こすのが早いか遅いかではなく、やるかやらないか、なのです。
それが、前向きに生きる姿であって、明日を、これからをもっとよくするための姿勢なのです。
前向きに生きることは、今日よりも明日、明日よりも明後日は成長している自分を求めることでもあります。
でも、成長を続けなければととらわれてしまうと疲れてしまうこともあります。
ですから、短期間で一気に理想の姿に到達しようとするのではなく、一日一日、少しずつ自分を向上させるものを継続して、自分のなかに積み上げてください。
それは、目に見える形でなくてもいいのです。
あなたの中に経験として積み上げられたものは、あなたの強みとなって、あなたを変えていきます。
継続することが習慣になれば、それはあなたを変えるほどの力となるはずです。
「何事も、成し遂げるまではいつも不可能に見える」
(ネルソン・マンデラ)
という言葉があります。
私たちが思い浮かべるビジョンは、この物質の世界で起こる変化を加速させることも、新しい変化を起こすこともできます。
それは、この世界の本質を見ることのできる能力でもあるのでしょう。
目の前の状況に深くとらわれていれば、疑うこともあります。
だから、あなたにとっての自分の人生の目的地をビジョンとしてイメージをし続けることが大切なのでしょう。
夢や目標を成し遂げることも重要ですが、成し遂げようとして、日々、その道を歩み続けている時点で、人生においての意味はあるのです。
だから、疑わずにそのまま進んでいきましょう。
「過去は過ぎたが未来はまだ来ず。
今、私はどちらからも自由だ。
今まさに私は喜びを選ぶ」
(ディーパック・チョップラ)
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