先日、癒しのお仕事をされているお友達たちが遊びに来てくれました。

実は皆さん、ヒーラーさんで、とても不思議で楽しい時間でした。

私は今まで、いろんなヒーラーさんにお会いしていますが、同じようなヒーリングをしても、放つエネルギーや感覚については、誰一人、同じものを持たれていないことを知っています。

「あなたに私と同じことはできません。
　私にだって、あなたと同じことはできません。
　人にはそれぞれの役割があるのです」(マザー・テレサ)

という言葉のとおり、私は私の世界を生きていて、あなたはあなたの世界を生きています。

私はあなたになれないように、あなたも私にはなれないのです。

でも、何かを志す時に、同じ志の人の姿勢から学ぶことはできます。

大切なことは、他の人の道を歩かないこと。

自分の心が欲するところに従うことが、そのまま道なのです。

あなたはあなたの道を歩いていくこと。

そうすれば遠くまで行ける。

その道はどんなにつらくても、誰かがそこを通った道。

だから、大丈夫。
あなたにも乗り越えられる。

あと、たった一歩。ほんの一歩。

乗り越えて安心して、あなたが誰かに、同じようにそう語る日が来るのです。

そのすべてが、やがて美しい思い出に変わる日が来るのです。

いろんな「癒し」をされている方がいます。

一人ひとりが自分のやり方で、自分と異なるやり方でも、人を癒したい気持ちがあれば、そこに批判や優越感は必要なく、すべてはALL OKなのです。

ただ困っている人がいるから、自分ができることをする。

純粋な気持ちで動く。
その気持ちを表に出す。

人に喜んでもらう嬉しさは、自分自身の喜びより大きいからです。

そして、いつか、私が癒しているつもりでも、私も癒されていたことに気づきます。

つまり、自分で満たすことができないところを、いろんな人が満たしてくれる。

そこには、言葉だけでは表現できない世界があります。

必要なものは必ず与えられると信じることができれば、奪い取ろうとする必要もありません。

ただ、良心に沿う正しい道を進むこと。

そして、感謝をすること。

ヒーリングをとおして、いろんな方とご縁をいただいていることに感謝です。

「縁」とは、同じ志をもって、それぞれの道を歩んでいることを尊ぶこと。

「信頼」とは、同じ目標に向かって精一杯やっている両者の間にこそ、生まれる言葉のこと。

いつも皆さんが、自分の進もうとしている道に迷いがない、ほんの少しでも嘘や偽りがないと、言いきれる自分でありますように。

また、お会いする日を楽しみにしています。

「I wanna be the one you run to when youneed a shoulder
　(君が誰かを頼りたくなったら、走りよる相手になりたい)
　I ain’t a soldier but I’m here to take a stand
　(僕は兵士じゃない、けれど毅然と立ち向かう)
　Because we can
　(僕たちならできるから)」
　(Bon Jovi 「Because we can」)