ブログ

ブログ

草原を散歩する人

意識から思考を別でとらえて、思考のクセに気づく

岡野式神気ヒーリングサロン(福岡・久留米)オーナーの岡野りさです。

先日は、次男の運動会を観覧してきました♪

こういう行事ごとに参加するたびに、子どもの成長を通して、人生の尊さを感じさせてもらうことが多い私です。

『あんな赤ちゃんだったのに、数年でこんなことまで出来るようになって』

『これからこの子たちも、色んな人生経験を積んで味わっていくんだなあ』なんて、ほんとに毎回毎回、一人で感動してしまっています(笑)

そして大人になると、ある程度の自立まで成長してしまっていて少し分かりにくいかもしれませんが、

大人だって日々成長をしているものです。

日々、周りとのコントラストの中でいろんなものと比較しながら、″個″という存在を時には変化させ、創り上げていきます。

人生って最後の瞬間まで、成長でしかないなあって心から尊く思うのと同時に、こんな貴重な機会をもらっている私たちはラッキーでしかないなと思うのでした^^

綺麗な朝焼けの景色

さて、今日のお話しは「自分の思考に気づく〜意識から思考を別でとらえて、思考のクセに気づく」についてです。

私たちは、毎日たくさんのことを考えながら生きています。

朝起きてから寝るまでの間、頭の中ではずっと何かしらの思考がぐるぐると流れ続けていますよね。

「今日の予定どうしようかな」「あの人にどう思われたかな」「あの時ああ言えばよかった」とか。

ふと気がつくと、自分の思考にのまれているような感覚になることもあります。

でも実は、この“思考”と自分の“意識”は別のものなんですね^^

このことに気づけるようになると、客観的に自分が今持っている思考を観察できるようになって、心の中のザワツキがスッと静まっていきます。

私たちは普段、「自分=思考」だと信じてしまっています。

だからこそ、ネガティブな考えが浮かぶと、「私はダメなんだ」「私は不安なんだ」と思ってしまいます。

でも本当は、“思考”はただの通り過ぎる雲のようなもので、その雲を見つめる“空”の部分が、あなたの“意識”なんです。

たとえば、「私なんてうまくいかない」と思った瞬間に、「あ、今、私は“うまくいかない”って考えが浮かんでるな」と観察してみるのです。

それだけで、思考に巻き込まれていた自分が、一歩引いて“それを眺めている自分(意識)”に戻れるのです。

そして、私たちの思考には、それぞれ「クセ」があります。

過去の経験だったり、家族との関わり、育ってきた環境などによって、

“こうあるべき”“こうしないといけない”というパターンが、無意識のうちに心の中に刻まれています。

たとえば、ついいつも、目の前の人の機嫌を取ろうとしてしまう、とか、完璧でいなければと自分を責めてしまうクセがあるとか、いつも人と比べて落ち込んでしまうとか・・・。

こうした思考のクセは、自分を守るために誰しもに備えられた“防衛反応”でもあるんですが、

今のあなたにはもう必要のないものかもしれません。

だからこそ、「またこの思考が出てきたな」と気づくことが、癒しと変化の第一歩になるんです^^

(自分の思考に意識を向けることについて、以前にもこちらの「迷走する思考」のなかでお話しをさせていただきましたね)

自分軸を意識する人

私がたまに取り入れているのは、自分の思考のクセに気づくために、ノートに書き出してみることです。

心がざわついた時、頭の中が思考でパンパンになってしまっている時などに、頭の中の声をそのまま紙に書き出してみるやり方です。

そして全部書き出せたかなと感じたら、それを第三者のような視点で眺めてみます。

「私は本当にそう感じてるの?」「これ、昔の誰かの声じゃない?」「なんでそう思ってしまっているんだろう?」

そうやって見ていくと、自分が何に反応していたのかとか、思考のクセというものが少しずつ見えてきます。

こうして意識的に「思考を眺める」練習を続けていくと、ネガティブな思考が出てきても、それに飲み込まれにくくなります。

「またいつものクセが顔を出したな」と、軽やかに受け流せるようになってきます^^

本当の自分というのは、思考ではなく“意識”そのものの方です。

意識は、どんな時も静かで、やさしくて、何にも汚されない場所です。

分かりやすくたとえるなら、鬼滅の刃のワンシーンで出てきた、炭治郎の無意識領域の世界の状態ですね^^

もし今、あなたの心がざわついていたとしても大丈夫です。そのざわめきは単なるクセを持った思考なだけであって、あなた本来の平安な意識は別にあります。

それに気づくための一歩が、“自分の思考に気づく”ということなんです。

ぜひ今日からでも取り入れてみてくださいね^^

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA