インナーチャイルド
インナーチャイルドを癒すと現実が変化していく
人生を軽やかに楽しく生きる
岡野式神気ヒーリングサロン(福岡・久留米)オーナーの岡野りさです。
最近の私は、『自分の感情にちゃんと向き合う』ということを特に意識してすごしています。
目の前の出来事を通して、瞬間瞬間に出てくる自分の感情をしっかりキャッチして、その感情とひたすら向き合います。
そして、なぜそのような感情が私の中に生まれてくるのか?というところまで過去を探っていきます。
そうすると、大体多くは私の幼少期から大人になるまでの期間に受けてきた、周囲(特に親や身近にいた大人達)からの言葉や態度に伴う自分自身のネガティブな感情の記憶と、本当の自分が思っていることとのギャップが原因であることが分かります。
人は、自分の中に湧いてきた負の感情に対して、ネガティブを感じること自体が不快だから、あまり感じたくないという気持ちが勝手に働いて、蓋をして見てみぬふりをすることが沢山あると思います。
(私自身もこれまで長いことそうでした)
でもこの感情達を放っておくと、また同じような感情を味わうような出来事が目の前に再現されてやってくるんですよね。
「いい加減向き合って、本当の自分に立ち帰りなさい」と言わんばかりに。
なのでそんな時に一つ役にたつのが、インナーチャイルドに会いにいって、当時の自分の抱えている感情を一緒に味わって、ただ共感してあげるという方法です。
インナーチャイルドはご存知の方も多いと思いますが、簡単にいうと、自分の中にいる傷ついた幼いころの自分です。
幼いと言っても、中高生だったり、社会人初めの頃の自分が現れてくることもあります。
(私たち一人ひとりの内にいる存在について、以前にもこちらの「強制終了が起きる意味」のなかでお話しをさせていただきましたね)
先日もセルフワークの中で、私の深いところにいる“インナーチャイルド”とつながったとき、こんな声が聞こえてきました。
その時に現れた私は小学2年生の私でしたが、「寂しい。誰も私の気持ちをわかってくれない。」ぽつりとそう言っていました。
そしてその子に「わかるよ。一人でさみしかったね。」と共感して抱きしめた瞬間、心の奥からぶわっと涙があふれてきて、その後気づいたら心が少し軽くなっていました。
こんなふうに、私の心の中には、幼い頃から抱え続けてきた「わかってもらえなかった思い」「誰にも甘えられなかった痛み」がずっと残っていたのです。
「頑張らないと愛されない」「ちゃんとしてないと認めてもらえない」「迷惑をかけたら嫌われるから、私が我慢すればいい」
当時の状況からそんな信じ込みがあると、無意識に“いい子”でいようとして、自分の本音を抑え込んでしまう。
そして、何歳になっても「誰かから愛されるために」頑張り続ける人生になってしまうんです。
本当の癒しは、「頑張ること」ではなく、「ありのままの自分を抱きしめること」から始まります。
インナーチャイルドは、ただあなたに“気づいてほしい”と願っているだけなんです。
「寂しかったよ」「怖かったよ」「本当は、甘えたかったんだよ」
そんなあなたのインナーチャイルドからの声を、ただあなた自身が優しく聴いて寄り添ってあげるだけでいいんです。
インナーチャイルドを癒すとき、現実は本当に不思議なくらい変化していきます。
たとえば、ずっと合わなかった人間関係が自然に離れていったり、ずっと抑えてきた“本当の願い”が、心から湧いてきたり、自分のことを責める癖が減って、日常が軽く感じられるようになったり。
もし今、何かうまくいかないことが続いていたり、なぜか生きづらさを感じていたりするのなら、もしかしたらその奥に見つけてほしいインナーチャイルドがいるのかもしれません。そのタイミングをきっかけに、ぜひ会いにいってあげてください。
本当の意味での“変化”は、外に答えを求めるのではなくて、インナーチャイルドとの再会から始まっていくのかもしれません。
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