自己責任の表し方
今この時と今ここから先のことについてだけ責任を持てればいい
先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「自己責任の表し方」ということについてお話をさせていただきました。
昔からは想像できなかったライフスタイルや、いろんな形の豊かさが現れていくにつれて、人生の選択肢が増えていくにつれて、
最近は「自己責任」という言葉がよく使われるようになった気がします。
私たちの人生には、自己責任とは思いたくないような出来事に出遭うこともあったりしますが、
でも、日々いきいきと生きるために、誰のせいにもせずに、冷静に自分にも意識の矢印を向けてみることも必要だと思うんです。
うまくいかない原因がたとえ自分にはまったくないと分かっていても、自分にも改善できるところはなかったのか、一度考えてみるんです。
どんなことも、問題の解決を他人や環境のせいにするのは簡単なんです。
でも、一度「自分のせい」かもと考えることができるなら、問題の解決と一緒にあなたの人間性も深くされるはずです。
(自分自身についても、いろんな見方で見てみることについて、以前にもこちらの「決めつけない見方」のなかでお話をさせていただきましたね)
「怒っている人は何にでも怒っている。
許せてないのが自分自身だという事にまだ気付いていない」
(為末大)
という言葉があります。
誰の周りにも、「よく人を怒らせる人やイライラさせる人」がいると思います。
でも、「よく怒る人やイライラしている人」がいることも確かなんです。
私たちが怒りを感じるのは、その「怒らせる人」のせいだけではないんです。
怒りの原因はいろいろあると思いますが、その原因は自分の内にあったりもしますから。
過去の過ちや心に負った傷が、自分や他人を認めさせようとしないこともあるんです。
だから、あなたはまず自分をゆるすこと。
目の前から過ぎ去っていったものに、いつまでもとらわれている自分を解放してあげること。
過去がどうあったとしても、あなたは今この時と今ここから先のことについてだけ責任を持てればいいんです。
それが自分の人生にも責任を持つ生き方になるから。
その姿こそが、私たちの命についての「自己責任」の表し方になるはずです。
「過去と他人は変えられない。
しかし、いまここから始まる
未来と自分は変えられる」
(エリック・バーン)
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