周りを気にしない
批判や否定は、あなたを高める材料になるもの
先日、福岡県福岡市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「周りを気にしない」ということについてお話をさせていただきました。
私たちは、「人からどう見られているか」をとても気にします。
私たちはある意味、周りの人の評価でこの世界での「自分の立ち位置」を確認しているところもありますから。
でも、あなたが思うほど、周りの人はあなたを意識して見てはいないんです。
もちろん、まったくあなたのことを見ていないわけではなくて、そこまで見てはいないということです。
私たちは基本的には自分のことで頭がいっぱいですから、自分と同じくらい、もしくは自分以上に大切な存在の人にまずは意識が向きます。
たとえば、自分に近い存在である家族やパートナーにまず意識が向いて、それから友達や会社の同僚へ。
そして、最後に他者に意識が向いていくんです。
「ひたすらに生きて、仕事をしよう。
まわりに気を配るのはそれからだ」
(H・D・ソロー)
という言葉があります。
周りの人にできるだけ迷惑をかけないようにしたいという気持ちを持つことは、とても素晴らしいことだと思います。
でも、「嫌な印象を持たれているかもしれない」とか「陰で悪口を言われているかも」と気にすることまではしなくていいんです。
恐れや不安からつながっていく関係は、あなたの心に平和を与えてくれないから。
私たちの理想とする人間関係は、「自分」というものをしっかり持って創っていく人生を、誰かの人生と交わらせながら充実させていくこと。
それは、喜びと感謝から広がっていく関係性だと思うんです。
みんな自分の人生で頭がいっぱいなら、あなたも自分の人生で頭をいっぱいにして生きてみていいんです。
そうやって生きてみれば、生きていくのがとても楽になるはずです。
(ちょっとだけ自分を優先して生きてみることについて、以前にもこちらの「自分を大切にすること」のなかでお話をさせていただきましたね)
お仕事でもプライベートでも、自分のしたことについて否定をされることや、ダメ出しをされることがあると思います。
そのような時は誰でもショックを受けて、「私はダメだなあ」とふと考えてみたりします。
でも、自分の価値を下げることはないんです。
相手が否定したのは、「あなたがしたこと」であって、「あなた自身」ではないのですから。
誰かからの否定や批判は、あなたの力を高めるための材料になるもの。
あなたの人間性を広げてくれる学びになるもの。
だから、積極的に受け取っていいんです。
「なあ、エド。
自分のヴィジョンがあるなら、そのために戦えよ。
他人の夢のために、
自分の人生の人生の時間を使ってどうする?」
(映画「エド・ウッド」)
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