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海を見つめる人

心より身体を先に動かしてみる

先日は、北九州市からヒーリング・除霊・占いのセッションを来てくださった方と、「まずは行動してみること」ということについてお話をさせていただきました。

私たちの誰もが同じ人間ですから、ONがあればOFFの時があって、いつも頑張る時だけではなくて、なまけたい時もあります。

「今、やらないといけない」と頭ではわかっていても行動ができない時もあったりして、最初の一歩が踏み出せないこともあります。

でも、頭に思い浮かんでから行動に移すまでの時間が長くなればなるほど、そこにいろんな感情が入ってきますから、なおさら行動できなくなってしまうもの。

そのような時、嫌だなあと思っていても、行動に移してみると意外とできてしまうものなんです。

私たちは、なにかをする時の原動力を感情や心に求めます。

それだけ、ものごとに取り組む時の動機や意志を大切にしているということなのですが、今このタイミングで動く必要があると思うのなら、

いろいろと考えるよりも、体を動かしてみることが大切なんです。

(まずは行動をしてみることについて、以前にもこちらの「迷う時はやってみる」のなかでお話しをさせていただきましたね)

朝日の昇る方を見つめる人

仏教に「身口意の三業」という教えがあります。

日々、どうように行動して、どんなことを話して、どんなことを思うかということを「業」という言葉で表されていて、

生きることはこの三つの業を積み重ねていくことだと説かれています。

ある意味、私たちの心は優柔不断であったり、頑なであったりします。

私たちの口からは、文句や言い訳が出てくることもあります。

そのような時は、シンプルに体を動かすことを一番にして始めていくのもいいのでしょう。

ですから、この言葉では口と心の前に身体を置かれているのでしょう。

草原で休む人

動物とは「動く物」と書くように、私たち人間も行動することによって、さらに行動力が増えていきます。

そして、経験が積み重なって、自身と余裕も生まれてきます。

「身口意の三業」の言葉の教えのとおり、身体を動かして楽しむことや心地よいと感じたエネルギーを言葉で表して、また誰かに明るいエネルギーを渡していくこと。

その循環が、私たちに内に気持ちのいい感情を生み出していくのでしょう。

しっかりよく考えて行動することは大切なことですが、時間をかけているうちに自分の心がまた違うものに興味を見つけようとします。

やってみたいこと、なりたい自分になることを目指す時に、あなたはまだ完全ではなくてもいいんです。

技術や持っているものは、「まだ半分」でいいんです。

「もう半分」は、あなたの自信と可能性で満たすことができますから。

「人生が、予定通り順調に
 うまくいくことなんて絶対にないの。
 ありえないことよ。
 そうならないように頑張るでしょ。
 だから人生が面白くなるんじゃない」
 (フジ子・ヘミング)

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