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両手を広げる友達

人生に意味を与える生き方

私たちは、人生に何らかの答えを求めようとします。

でも、本当は人生にも生き方にも「答え」というものはなくて、実は「意味」を見つけるものなのかもしれません。

人生の意味とは、今日一日を生ききる姿勢から気づくもの。

だから、あなたにとっての人生の意味を、あなたの生き方をもって見つけてください。

「ある日、父がぽつりと言った言葉が忘れられません。
 『いろいろあったが、いい人生やった』
 私は、父は人生の勝利者であったと思っています」
(百田尚樹)

という言葉があります。

スポーツでは勝ち負けを決めることはできますが、人生についての勝ち負けを判断できないところがあります。

それ以前に、人生に勝つとか負けるという基準があるのかも疑問になります。

でも、確かなことはいい人生かどうかを判断するのは、その人生を生ききった自分自身であるということ。

私が「いい」と思えれば、それは「いい人生」となるのです。

人間が生きているということは、良いことも悪いことも含めたすべての経験を味わうということ。

どのような人生であっても、いつか振り返った時にいい人生だったと自分で思うことができれば、私は人生の勝利者となるはずですから。

結婚やお仕事や子育てやお金についても、誰もが同じように頭に浮かべる幸せの姿があります。

でも、それは人生の勝ち負けには関係ありません。

その基準はあなたの生き方によるものだからです。


「たとえ途中で挫折しても、私の人生には意味があったし、意義があった
労多くして報われることは少なかったけれど、これで満足しておこう。
と世を去ることができる人は幸福だと思います」
(日野原重明)

という言葉があります。

私たちの人生では、挫折があって、栄光もあって、まだ先を望むなかで自分に限界を感じて夢をあきらめることがあります。

でも、夢を果たせなかったことに悔いを残しながら、自分を納得させてやめていく思考であるのなら、やりきれないところがあります。

それは、人生も同じことです。

やりたいことをやって、夢を叶えて一生を終える人はそう多くはありません。

思う通りになる人生というのも、そう。

生ききった人生とは、最期に自分を納得させることではなく、一日一日をいつも満足してすごすこと。

一日の終わりに、それなりに意味があって満足だった今日だったと思えればいいのです。


「人生は、何か意味を見出すためや、目標を達成するために生きるものではなく、ただ生きること自体に、すでに意味がある
(高田純次)

という言葉があります。

生きる意味や生き方について、とてもたくさんのとらえ方や考え方があります。

自分が今生きていることや、生きている意味を探すことを必要ではないという視点から見ると、

自分が生きているのではなく、生かされているような感覚に気づくようになります。

生きる理由や生きる目的をどこかに求めて悩むよりは、まずは生きていること自体がすでに意味のあること。

楽しいと感じることも、苦しいと感じるのも、生きていればこそ感じるものです。

出会うすべての人、すべての出来事、自分が今ここにいることにも感謝です。

生かされているあなたの命を、生ききってください。


人生は一度きり、とよく言われますが、生まれ変わりがあるという考え方で見ると、人生は一度ではないとも思えてきます。

でも、生まれ変われば記憶もご縁もすべてリセットされます。

そして、今生とはまた異なる条件でスタートする人生です。

ですから、今のこの人生で出会う、ご縁や学びを大切にしてください。

いっぱい笑うこと。
いっぱい話すこと。
いっぱい感動すること。
いっぱい愛すること。

それが、人生を楽しむこと。

善いことも悪いことも含めて、あなたの人生を味わってください。

あなたはそのために生きているのですから。

「晴れた日には晴れを愛し、
 雨の日には雨を愛す。
 楽しみあるところに楽しみ、
 楽しみなきところに楽しむ」
(吉川英治)

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