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夜明けを迎える登山者

迷う時は、行動を起こす時

先日、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けにきてくださった方と、「迷いを乗り越えること」についてお話をさせていただきました。

私たちは、これからやってみたいことや目指す目標を心に持つことができた時に、それを実行に移すかどうかの段階で「迷う」ということをします。

もし、周りの人が同じような状況のなかで迷っているのなら、たぶんあなたは「やってみたいと思うのならやってみればいいし、他の道を選べるんだったらそれでもいいんじゃない」という、とても合理的なアドバイスをすることができると思います。

でも、自分のことになるとその考えを当てはめることができなくなるもの。

私たちが選択を悩む時は、自分のなかに「普通はこうするべきだろう」という常識や固定観念の基準があって、それと自分の心が示す方向が一致していないから。

そこで葛藤が生まれているからなんです。

ですから、周りの声と自分の心の声のどちらかだけに従うことができれば、シンプルに迷うことはなくなるんです。

でも、本当はあなた自身の答えは最初から決まっているはず。

あなたの心が導く答えは、初めからブレることはありませんから。

大切なことは、どうにもできないような目の前の状況と、どうにでもできる自分の心にどうやって折り合いをつけていくかだと思うんです。

夕焼けの空を見る人

「自分の道を進む人は、誰でも英雄です」
 (ヘルマン・ヘッセ)

という言葉があります。

やりたいことを形にする時は、自分に正直である勇気が大切なこと。

今あなたがやりたいと思っていることを、とても遠いところにある、いつか叶えられればいい夢のようにとらえずに、アクションを起こしやすい身近なことにしていきましょう。

まずは、「やるか、やらないか」という迷いを、「今するか、後でするか、いついつ(具体的な日時)までにするか」という迷いにしてください。

その時、あなたのなかにはもう「やらない」という選択肢はなくなるはずです。

(やってみるという選択を選ぶ生き方について、以前にもこちらの「挑戦をする生き方」のなかでお話しをさせていただきましたね)

浜辺で座る人

迷うことについては、一度やってみること。

そうやって、いつか振り返った時に「あの時、こうしていれば〜」とか「もし、やっていれば〜」と思うようなことを、一つひとつなくしていくんです。

それが、自分に正直に生きること。

自分に嘘がない生き方なんです。

私たちは、やりたいことを形にするために生きているのですから。

そのためには、時々、乗り越えなければいけない課題もありますけど、それは大きな問題ではないですし、あなたの中では「やりたくないこと」にはならないもの。

それはすべて、あなたが実現したいことのための「やりたいこと」のはずですから。

夢をみること、理想を持つこと、望むこと。

それはいつどこからでも、ここから始められること。

心に迷いを見つけた時が、あなたが行動を始める時なんです。

「ベストを尽くすことが要求され、
 ベストを尽くしても失敗する可能性があるとき、それは挑戦になる」
 (カーリー・フィオリーナ)

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