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明るい光の中にいる人

すべては自分で決めていい

先日、ヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに筑後市から来られた方と、「自分で決断をすること」についてお話をさせていただきました。

私たちそれぞれにケースバイケースだとは思いますが、どうしても良い方にとらえることのできない環境や人間関係があると思います。

それがあることによって、あなたが自分の価値を下げてしまったり、自信を失ってしまうのなら、「逃げる」という選択もあっていいと思うんです。

その時その時の自分にふさわしい場所に身を置きながら、自分を成長させていけばいいと思うんです。

でも、自分の居場所を変えるという選択は、なかなか決断のできないもの。

それは、経済的なことや責任などもありますが、私たちが子供の頃に教えられてきた「我慢すること」の影響があるからなのでしょう。

石の上にも三年とか、弱音を吐かないことや、目標を達成するとか、そのような考え方をいつも持って行動することが、なにか美しいことのようなイメージで教えられてきましたから、

長続きしないことや途中であきらめてしまうことについて、私たちは今でもネガティブな印象を持ってしまうのかもしれません。

たしかに、がんばって困難を克服することや、今の自分を超えていくことは素晴らしいこと。

でも、逃げ出すことも悪いことではないんです。

「逃げる」という解決策で、今よりもっと効率の良い方法を見つけられたり、今まで気がつかなかった自分の力を発揮できる場所を見つけられるようにもなるからです。

「どうにかしたい」「変えたい」と思う気持ちを、環境や他者から自分自身に変えてみること。

なにかを変えようとするのなら、まずは自分を変えてみること。

それがいちばんシンプルでうまくいく解決方法ですから。

(自分を変えることについて、以前にもこちらの「シンプルに生きる」のなかでお話しをさせていただきましたね)

今ここを生きる人

なまけることや逃げ出すことを、仏教では「懈怠(けだい)」と言うそうで、

「正しいことをやろうとしない煩悩」のことなのだそうです。

でも、私たちの思う「正しいこと」は、いろんなものの影響によって常に変わるもの。

たとえば、会社にいる時は会社の方針が自分の正しいことになっているでしょうし、

パートナーさんと一緒にいる時は、二人の関係が他のなによりも大切になっているでしょうし、

自分自身のなかにも信念のようにして持っている正しいことはあるはずです。

周りの人から見ればたいしたことではないことも、自分にとっては大切なことだからやるべきことになることもあるはずです。

ですから、どんなことについても、正しいかどうかは自分の判断できめていいんです。

やるべきかどうかも、自分の正しさを自覚することで決めていいんです。

自分にはやるべきことがあるから、今はこの場所を逃げるという判断もあっていいんです。

あなたの可能性を制限するのも開放するのも、あなた自身なのですから。

「人生は奇跡(ミラクル)ではない。
 軌跡(ローカス)である」
 (種田山頭火)

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