後悔の必要性
後悔あってこその人生
先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに八女市から来られた方と、「後悔をすること」についてお話をさせていただきました。
私たちは、過ぎたことを思い出して後悔をするもの。
そのことがうまくいったかどうかは関係なくです。
でも、私たちは過去を振り返って後悔することで、きっと成長できていると思うんです。
「後悔する、弱音も吐く、だけど必ず前を向く」
(田臥勇太)
という言葉があります。
チャレンジしてみたけどうまくいかなかったこと、困ったこと、イヤだったこと、残念だったこと、もっとこうすればよかったかなと思うこと。
そのようなことを後悔という形で考えることで、またいつか同じ出来事に出会う時には、少し違う見方で向き合うことができるようになったり、余裕のある考え方ができるようになるはずです。
ですから、私も後悔のあってこその私の人生というとらえ方で、今この時を生きていたいと思うんです。
(後悔について、以前にもこちらの「自己嫌悪と成長」のなかでお話しをさせていただきましたね)

後悔は、私にとって必要なもの。
と、とらえることができれば、湧き上がってくる感情に流されることもありません。
後悔することも反省することも大切ですが、あの時はあの選択しかなかったから、あの時の私は最善の選択をしたと思うことも大切なこと。
過去について後悔することは、自分を残念に思うためではないんです。
それは、これからの自分のための糧を得るため。
私たちは後悔の数だけ成長ができるはずですから。

過去を振り返ることは、今までの自分を見つめること。
そして、これからの自分の行く先を探すことでもあるのでしょう。
今までの生き方がどうあったとしても、それが今からも続いていくわけではないですし、
過去や未来をどうしても変えたいと思っても、変えることができるのはいつも目の前の「今」だけ。
「自分」という存在も、いつも今にしか在ることができないものですから。
だから、いつも今この瞬間を感じて生きること。
過去についても、未来についても、今のあなたが想いたいように想えばいいんです。
今この時を一生懸命に生きていきましょう。
「人生には、往復切符は発行されない。
一度出発したら二度と帰ってこない」
(ロマン・ロラン)
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