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朝日を眺める女性

力を抜いて、自分らしく生きてみる

昨日、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けに来られた方と「力を入れすぎずに生きる」ことの大切さについて、お話しをさせていただきました。

何かに一生懸命に取り組むことは、とても素晴らしいことですが、それは力みかえることではないと思うのです。

力んでしまえば、周りの意見を聞くこともできなくなったり、争うこともあったりして、うまくいくはずのことがうまくいかなくなることもあるかもしれません。

アップルのスティーブ・ジョブズさんをはじめ、ビジネスで活躍されている方が禅の思想を学ばれているのは、やはり大切なことは自分の内面にあることに気づかれたからなのでしょう。

(自分の内面に目を向けることについて、以前にもこちらの「楽に生きるためには」の中でも、お話しをさせていただきましたね)

綺麗な朝焼けの景色

「本来無一物」という禅の言葉があります。

人間はもともと、何も持っていない存在。

何も持たずに生まれて何も持たずに死んでいくから、ものや富にとらわれないこと、ということを説かれている言葉です。

私たちは物をいっぱい持つことや立場が偉くなることで、手に入るものもあれば、見えなくなるものもあります。

時々、今の自分を確かめるように、このように自分に尋ねてください。

人間にとって、私にとって、本当に必要なものは何なのか。

生きていく上で、本当に最低限の必要なものは何なのか。

そこがわかっていれば、どのような状況でも迷うことはないはずです。

透明な海を眺める人

「私達は完璧でなくていいのです」
 (ブレンダ・デーヴィス)

という言葉があります。

この世界をサバイブするためのいろんなテクニックや、あらゆる理論を身に着けても行き詰まってしまう時は、

いつもの日々の生活のなかで、私はどのような心で、どのような行動をしているかという原点に戻ること。

そこで気づかされることは、そもそも、それはそんなに悩んだり苦しんだりするほどの問題なのかどうかということです。

悩みや苦しみは、自分の思う通りの生き方ができていない時に感じるものですから、

自分の内面を静かに見てみることで、自分らしい行動や自分らしい生き方に立ち返ることができるはず。

この時に気づかされる自分らしさは、誰もが同じように持っている人間性も見せてくれるのです。

私たちが持っているものとは、物質的なものだけではなくて、心の中にあるとらわれている心や執着も含めたすべてのもの。

持ち物が増えれば、それを手放さないように力も入ってしまいます。

だから、一度、思い切って手放すこともいいと思うのです。

抱え込んでいるものを手放すことで、逆に、新たに豊かなものが心のなかに入ってきますから。

何事も力みすぎずに、自分の内面を見つめながら。

力を抜いて、あなたらしくいきましょう。

「何かを決意するときに考えるべきことはただひとつ。
 それが「わたし自身」を表現しているだろうか。
 ということだ」
 (ニール・ドナルド・ウォルシュ)

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