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瞑想をする人

本当の自分とは、感覚とイメージで理解するもの

ヒーリングを通してたくさんの方とお話をさせていただくなかで、うまくいっている人、成功している人、才能を発揮している人には一つの共通点が在ることにいつも気づかされます。

それは、自ら「思いこむこと」ができる能力を持っていること。

自分の意識を変化させて、自分の見たい光景を頭の思い描く。

与えられた思いこみを抜け出して、自分で思いこんだ世界を選ぶことができるからこそ、現実の世界を自由に生きることができるのだろうと思わされます。

その能力は、同じ人間である誰にも備わっていますし、自分の意識や思いこみのリミットを外す機会も、日常の中にたくさんあります。

(意識や思い込みのリミットを外すことについて、以前にもこちらの「思考のブロックを外す」の中でもお話をさせていただきましたね)

たとえば、美しい朝焼けの景色や、この世のものとは思えないような絶景を目にする時、芸術作品に出会う時、

私たちの心は動いて、感動したり元気をもらったりして、世界を新しい形として見るようになったりします。

その瞬間は、景色や芸術作品をただの情報として見ているのではなくて、それを見ている私達の意識も同調して、心の深いところで無限で自由なイメージを感じているのでしょう。

瞑想や呼吸法もそうです。

呼吸は無意識と有意識をつなぐものと言われているように、目を閉じてゆっくり、くつろいでいる自分を想像しながら深呼吸を繰り返すと、ちょっとだけ体感が変わるのです。

そのように、イメージと呼吸を使って、私たちはいつどこでも自分の身体の感覚に影響を与えることもできるのです。

夜空を見上げる人

「あなたが習慣的にイメージング・タイムを設けているかいないかで、
 願望実現の度合いは大きく違ってきます」
 (スティーブン・R・コヴィー)

という言葉があります。

私たちは、有意識の思考を使っている時の自分を、自分と認識しています。

だから、無意識の「感覚の自分」に気づくことが難しいのです。

でも、私たちの見ている世界は、目にしている外の世界をそのまま見ているのではなくて、一度目にしたものを自分のなかでもう一度解釈された世界を見ているのです。

つまり、それが良い意味では「思いこみ」であって、悪い意味では「ブロック」となるのでしょう。

ですから、本当の自分というのは、その「思考の自分」の奥にある「感覚の自分」なのでしょう。

自然のなかで瞑想をする人

普段、目にしているものの奥にあるものに目を向ける意識。

その意識がこの世界の深い領域、本質に気づかせてくれるはずです。

ものごとの本質をとらえる目は、テクニックやノウハウではなくて、情報を集めるようなことでもないのです。

今まで私たちがこの世界で行ってきた「何かを足すことで前に進める」というやり方では、見たいものを逆に複雑にしてしまうのです。

本当は、足すのではなくて引くことが近道なのです。

意識とは目に見えないものだから、思考を使って形にすることは難しいもの。

だから、感覚やイメージで理解するものなのです。

「夢(イメージ)は、その人の道を切り開いてくれるものです。
 霧の中に入り込んでしまうことがあっても
 自分のイメージを抱き続けているのなら、
 どちらに向かうべきなのかは直感が働いてくれるはずです」
 (たかの友梨)

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