面白い人生の作り方
私の欲求と好奇心を素直に見つめる
人生について、求めるものは人それぞれです。
豊かさ、楽しさ、ワクワク、目標達成、夢中になることこともそうで、それを全部含めて「面白い」という表現で表すこともできます。
私たちは自分にとっての面白い人生を生きるべきなのでしょう。
そして、どんなことが面白いかを私たちは感覚で判断しますから、こうすれば面白いという方法もなくて、どんなことでそう思えるかも時と場合によるものなのでしょう。
その中で、誰にも同じように感じる面白いものは、「新しい」と感じるものです。
今まで出会ったことのないもの、考えたことのないものに出会うと私たちは興味を引かれますから。
人間は、そもそも新しいものが好きで、自分の知らないものを知りたいという欲求があるのです。
どんな人にも欲求がありますから、生きる活力もありますし、目にするものに価値を感じることもできるのです。
だから、好奇心のままに生きている人は、ある意味、欲求に素直に生きているのでしょう。
そのような人は、見方によっては自分中心に見えてしまうかもしれません。
でも、どんな人でも、自分の中に湧いてくるインスピレーションや直感を本当は諦めたくないはずなのです。
夢のような、いつ実現できるかわからないようなことでも、諦めたくないのです。
諦めるということは、自分の可能性を素直に認めようとしないことでもあるからです。

「最高の夢は目覚めてる時に見る」
(チャールズ・ギルダーブルーム)
という言葉があります。
素直に生きることとは、誰かに指示されたことを疑わずに実行するようなイメージがありますが、本当の素直さとは自分に対しての素直さです。
つまり、やりたいことをやる、というのが自分への素直さなのです。
一人ひとりに個性がありますから、やりたいことも違うはず。
やりたいことをやる人とやりたいことをしない人を比べるのでは、世の中はバランスがとれませんから、
それぞれが自分のやりたいことを素直に実行して、この世界の調和を見ようとするのもいいと思うのです。
他者に対して素直になることも大切ですが、自分に対して素直になることも大切です。
自分の欲求を否定せずに、避けずに、好奇心としてこれからの行動の燃料にしたいですね。

好奇心をもってやってみたことは面白さになって、満足感を感じさせてくれます。
私たちが満足する時は、求めていたことが手に入ることや、思い描いたことが現実になる時ですが、自分のしたいことを行動に移した時にすでに感じることができるのです。
その時、私たちは思った通りになっている自由、希望が実現した自由を感じていますから。
自由とは、何もしなくていいことではなくて、自分の計画した通りに生きること。
その生き方が、私たちの面白い人生を面白くしてくれるはずです。
「20年後に失望するのは、
やったことよりもやらなかったことだ。
綱を解き、船を出し、帆で風を捕らえよ。
探検し、夢を見て、発見するのだ」
(マーク・トウェイン)
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